冬のもどり

 朝起きたら雪が積もっていました。
 早朝の気温が1度まで下がったからでしょう。うちのあたりは2センチくらいの積雪だけれど、2キロほど内陸に入った杵臼という地区では6センチ。どうやら北海道内で浦河近辺がいちばん降ったようです。
 全国的に高気圧に覆われ、寒さがもどりました。オホーツク管内の滝上町ではマイナス9度にも下がったとか。

 とはいえ春の雪。
 日差しが出ると、たちまち溶けてゆきます。道路の雪も8時ころには消えて交通に支障はありません。

“内地”の情報を見ると、緊急事態でうっとおしい日々の様子が伝わってきます。仕事がなくなった人や商売ができない飲食店は危機的でしょう。一方北海道も札幌を中心にじわりと感染者が増えているようで、第4波が起きないという保証はありません。

 さいわいなことに、というか遅まきながらというべきか、浦河にもぼつぼつワクチンが届きはじめました。医療機関である浦河ひがし町診療所も、連休明けにはスタッフのワクチン接種ができるだろうという話でした。数週間おいて2回接種が必要だから、接種が完了するのは6月になるのかな。
 ただし接種が受けられるのは医療スタッフで、患者やデイケアの利用者が安心できるのは夏以降になります。

 コロナ・ワクチンの接種がどれほど進んでいるかずっと見てきたのですが、統計を掲示するサイトが厚労省から官邸に変わりました。接種が進まないうちは厚労省のせいにして、進みだしたら官邸の実績にする、ってことでしょうか。
 ちなみに4月22日現在の接種数は250万回あまり。ちょうど全国民の2%です。

 アメリカは42%、イギリスは50%。これらの国ではマスクが消えはじめています。
 韓国も4%に達しました(オックスフォード大学 ourworldindata.org サイト)。
(2021年4月26日)