ひがし町診療所のデイケアが再開されました。
コロナ騒ぎがあって、診療所の感染はゼロだったけれど念のためにと精神科デイケアは2週間休止されました。それが終わり、久しぶりにみんながもどってきます。じゃあデイケアの「復活」を祝おうということになりました。
幻米を炊き豚汁をつくり、外のバーベキューグリルで盛大な焼き鳥大会です。串焼き、つくねにジャガイモのホイル焼き。


ほんとは焼きあがったらデイケア・ルームに運び、みんなでいっしょに食べるはずだったのが、焼けるはしから手が伸びました。12時、さあご飯にしようと豚汁をよそったころには、かなりの焼き鳥がみんなの胃袋のなかに。なんという場当たりな展開でしょうか。でもそれがこの診療所、ときならぬお祭り気分が漂います。
午後は「応援ミーティング」。
デイケアが休みで自宅にいた2週間、みんなどうしていたか、これからもコロナ騒ぎはあるだろうけれど、そういうときにどうしたらいいかを話しあいます。

むかしはよく、休みが長引くと調子を崩すメンバーがいましたが、今回はそういうこともなく、ほとんどの人が淡々と2週間を過ごしていました。むしろ、スタッフはどうしているか気になった、というコメントがスタッフを驚かせました。この6年で、診療所の患者メンバーは着実に生活への対処法を身につけています。
(2020年12月11日)