2022年10月

予想外の判決

 しばらく前、死刑制度に反対する若者について書きました(9月28日)。 2018年に、フロリダ州パークランドで起きた乱射事件の遺族のひとりです。妹を殺されたけれど、犯人がひどい環境で生まれ育ったことを考えれば、死刑という […]

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ロシアの戦争

 これはプーチンの戦争ではない、ロシアの戦争だ。 だからプーチン大統領が辞任しても戦争は終わらない、とウクライナ人は考えている。 ワシントン・ポストのデビッド・イグネシアス記者が書いています。 イグネシアス記者は米国防総

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消える犬ぞり

 いつか一度は乗ったみたかった。 犬ぞり。北極や南極など、極寒の地でむかしから頼りとされてきた移動手段です。 シベリアのハスキー犬や樺太犬などが有名で、ぼくらの年代にとっては、南極の昭和基地に置き去りにされた樺太犬、タロ

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病院か刑務所か

 精神障害者にとって、閉鎖病棟と刑務所はどっちがいいのだろうか。 ずいぶん乱暴な問いかもしれません。でも日本とアメリカの精神医療を比較すると、どこかでこんな問いが浮かぶのではないでしょうか。 精神保健の充実を訴えるニュー

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トマトのTシャツ

 アイコ・トマトのTシャツができました。 浦河ひがし町診療所のデイケア・メンバーがえりもの農場で収穫するアイコ・トマトです。この写真をあしらったTシャツが、なんとユニクロから「ユニクロ公式/オリジナルTシャツ」のひとつと

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リベラルな愛国

 ジョン・レノンがこんなふうに語られるなんて。 ニューヨーク・タイムズの名コラムニスト、デビッド・ブルックスさんの「ウクライナ戦争論」。ここで彼はレノンの名作「イマジン」の歌詞を引いています(The Triumph of

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地球の反対側で

 浦河港にイカが入ってくるようになりました。 でもかつてのような豊漁ではなく、小さなイカがときどきスーパーに並ぶくらい。いつもあるのはロシア産の冷凍品です。朝水揚げされたばかりのイカをシャキシャキとサラダ感覚で食べる浦河

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非暴力の衰退

 多くの国で、市民革命が成功しなくなった。 独裁や軍政を一般市民が倒すのは、いまではきわめてむずかしいことになったと政治学者がいっています。たしかにロシアでもミャンマーでもイランでも、強権政治に抵抗する市民の動きは押しつ

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