足もとを見る
イスラエルのガザ侵攻で、不穏な空気が漂っています。 過激派ハマスの暴走はひどいけれど、ハマス以外の大多数のパレスチナ人には罪はない。ぼくはそう思うけれど、でもこれはプーチンは悪だが一般のロシア人は別というのとおなじで旗 […]
イスラエルのガザ侵攻で、不穏な空気が漂っています。 過激派ハマスの暴走はひどいけれど、ハマス以外の大多数のパレスチナ人には罪はない。ぼくはそう思うけれど、でもこれはプーチンは悪だが一般のロシア人は別というのとおなじで旗 […]
ニューヨーク・タイムズの情報の流れを見ていて、あれ? と思うことがありました。 ひとつの記事がふっと現れ、すぐに消えている。どうしたんだろうか。 それはAI、人工知能がどんどん広がり、電力消費が増えるという記事でした。
先住民の声を聞くか、聞かないか。 オーストラリアで今週末、国民投票が行われます。アボリジニといわれる先住民の声を議会に反映させるかどうか。オーストラリア社会はおそらくノーと答える。多くの人にとって敗北かもしれないけれど
きのうの話の背景をもう少し書きます。 認知症について、ぼくの理解は最近変わりました。 以前、認知症は5年10年かけてゆっくり進行するものと思っていました。止めることはできなくても、その間にできることはまだあるだろうと思
認知症になったら、どうやって最期を迎えればいいか。 ニューヨーク・タイムズの「読者相談」で、こんなテーマが語られていました。これは自分自身の心配事でもあると共感します(My Husband Is Facing Deme
酷暑の夏に熱帯の9月がつづきました。これはもう地球「温暖化」なんてもんじゃない、「沸騰」だといわれる。しかもこの暑さで、マラリアやデング熱など蚊が媒介する感染症がじわりと北半球に広がっています。 温暖化が止まることはな
老いについてのエッセーがいくつか目につきました。 目についたというより、ぼく自身の興味がそこに向いているからでしょう。たとえばR・ローゼンブラットさんという作家は83歳になり、タクシーの乗り降りが重労働になったといいま
アメリカではことし、二つの大規模なストライキが起きました。 WGA(全米脚本家組合)とUAW(全米自動車労組)のストです。ハリウッド映画と自動車産業が混乱したけれど、日本にはほとんど影響がありませんでした。でもここには
マグパイ・スウープ(magpie swoop)、っていうんだそうです。 いまオーストラリアのあちこちで起きている、ちょっとした騒ぎ。 マグパイはカササギですが、カラス科のこの鳥が背後からバサバサっと襲来(スウープ)して
言語エリート主義が批判されています。 言語は人間に固有のもので、言語こそが人間と動物を明確に区別する、というのが言語エリート主義。17世紀の哲学者、デカルト以来の信念でした。それが動物や脳についての最近の研究で揺らいで