活字離れ
若者が本を読まなくなった。 こんなことをいうと、あやしいと思われます。事実ではなくイメージ、それも誤ったイメージじゃないかと。 日本の若者だって、学校ではけっこう本を読んでいるという議論もある。その一方、町の本屋はどん […]
若者が本を読まなくなった。 こんなことをいうと、あやしいと思われます。事実ではなくイメージ、それも誤ったイメージじゃないかと。 日本の若者だって、学校ではけっこう本を読んでいるという議論もある。その一方、町の本屋はどん […]
依存症を、脳から見るな! 依存症の回復者が、脳中心主義を批判しています。 議論しているのは、このブログでもたびたび紹介している“依存症ジャーナリスト”、マイア・サラヴィッツさん。彼女は、依存を脳内の神経伝達物質「ドパミ
トランプ元大統領が銃撃されました。 銃弾が耳たぶを貫通したけれど、生命の危険はなかった。選挙に影響はないとわかり、アメリカはすぐ元通りになりました。共和党大会が開かれ、お祭り気分が事件の記憶を消しています。 こういう事
二千人逮捕されても反戦の声高らかに米の学生 6月9日の朝日歌壇に載っていた歌です。 ガザの虐殺に抗議し、即時停戦を求めて声をあげたアメリカの学生たち。彼らにある種のまぶしさを感じた人が、日本にもいたということでしょう
古典を大事にしよう。 ソクラテスやプラトンを、ふたたび学ぼうではないか。 アメリカの大学人が呼びかけています。ソクラテスやプラトンがほんとに大事だからというより、古典を学ぶ「過程」が人間を作るからです。この過程を省き、
バオバブの木に、ぼくは特別な親近感を抱いています。 なぜかはよくわからないけれど、おそらくそれはこの木の太い幹と、その上に茂る枝や葉の全体が漫画のようだからでしょう。ニックネームが「逆さまの木」というのは、まるで根っこ
遺伝子組換え食品をめぐり、新しい議論がはじまっています。 地球温暖化への有効な対策になるから、遺伝子組換え食品の生産を広げるべきだという議論です。これは見方を変えるなら、安全性をめぐる議論はもう終わった、遺伝子組換え食
きのう書いた「あれ」のつづきです。「あれ」というのは、ぼくがかねてから考えている「社会的障害」に近い概念です。 世の中にはどういうわけか「うまく生きていくことができない」人たちがいる。 なんでそんなことができないの、と
ノーベル文学賞を、とるとすれば彼女だろう。 川上未映子さんの『黄色い家』を読んで思いました。日本の作家ではよく村上春樹さんの名前が上がるけれど、川上さんは村上さんよりずっと今日性、世界性があるのではないか。彼女の作品か
若者の自殺が増えている。 目新しい事態ではありません。日本でもアメリカでも自殺は若い世代で死因の上位を占めています。コロナの影響や戦乱、政治的対立の激化などが背景にあるかもしれない。でも一般的な傾向として、自殺は若者世