アライグマの距離
アライグマは、ヨーロッパでは別の動物じゃないのか。 思わずそんなことを考えてしまいます。日本ではネズミやゴキブリなみの悪者ときらわれているアライグマを、ヨーロッパの住民はかわいがったり、エサをやったりしている。おなじ動 […]
アライグマは、ヨーロッパでは別の動物じゃないのか。 思わずそんなことを考えてしまいます。日本ではネズミやゴキブリなみの悪者ときらわれているアライグマを、ヨーロッパの住民はかわいがったり、エサをやったりしている。おなじ動 […]
アメリカの民主党は「女性の党」になった。だから去年の大統領選挙にも勝てなかった――コラムニストのトーマス・エドサルさんが書いています。 女性の党は、リベラルということか。女性はもともとリベラルか、じゃあ男は何なのか。あ
『分子革命』について、いつまでも書くわけにもいきません。でも、とても気になる部分がひとつあるので、最後にこれだけは記しておきたい。「女になること」という一節、LGBTなど性的少数者をめぐる論考です。 フェリックス・ガタ
ガタリは狂気の前で途方に暮れたけれど、そこから常人のおよばない思考を深めたにちがいない。 そのあたりのいきさつは、一端が『分子革命』のなかの「欲望と日常生活のミクロ政治学」にうかがえます。ガタリはある女性患者の「不安神
なぜガタリを読むのか。 もともとあったのは、精神病とは何かという問いでした。精神病はぼくらに何を問いかけているかという問いでもある。 その中心に、フェリックス・ガタリがいると思うようになったのは、制度的精神療法を知って
フェリックス・ガタリの『分子革命』を読みました。 きわめて難解で、いつものように読んだというよりながめたといったほうがいい。 付箋を貼りながらひとまず読み通したけれど、何もわからない。それでしばらく放置し、付箋を貼った
アメリカで生産されるコメには、かなりのヒ素を含むものがあると消費者団体が警告しています。日本は輸入米が増えているけれど、若干気になる情報です(Should I Be Worried About Arsenic in R
こんなことがあるんだ。 老化を止める研究。若返りは望めないけれど、「より健康な老後」はありうる。 中心にあるのは、炎症老化という現象です。炎症老化を止めれば、老化への対策が立てられるという考え方があるようです(A Co
アメリカの男たちが、本を読まなくなった。とくに小説を。 マスキュリニティ、男っぽさが小説から消える傾向があるといい、それが原因なのか、結果なのか、そこは判然としないけれど、とにかく男が小説を読まない。 だからトランプみ
久しぶりに政治の朗報です。 ニューヨーク市長選挙の予備選挙で、ゾラン・マムダニ候補が勝ちました。33歳、ムスリム政治家の躍進は、梅雨のさなかの晴れ間です(Mamdani’s Victory Spotlights a D