新しい遺産
芝生をやめよう、というアメリカの環境運動を何度か紹介しました。芝生は大量の水を必要とし、肥料や除草剤もいる。それに芝刈りの騒音と大気汚染、とてもサステナブルじゃない。だのにやめようという人がほとんどいない。青々ときれい …
芝生をやめよう、というアメリカの環境運動を何度か紹介しました。芝生は大量の水を必要とし、肥料や除草剤もいる。それに芝刈りの騒音と大気汚染、とてもサステナブルじゃない。だのにやめようという人がほとんどいない。青々ときれい …
イノシシにはいま、いいイメージがありません。 近年ますます数が増え、農作物を食い荒らすようになった。人を襲うこともある。高齢化と過疎化が進む地方ではまさに害獣です。そのイノシシが、ヨーロッパでは高濃度の放射能を帯びてい …
ニューヨークの病院が、入院患者に出す食事をすべて「植物食」にしたそうです。牛や豚、鳥の肉などがいっさい含まれない食事で、肉だけでなく卵や乳製品も使わない。菜食主義者が食べるのとおなじ食事です。温暖化対策のために(肉類の …
コロナが定着し、ニューノーマルといわれるようになりました。社会や環境に大きな変動が起き、それが定着したときによく使われることばです。 この夏の異常な暑さも、毎年つづけばニューノーマルになる。カナダで起きた山火事でアメリ …
日本発祥の「小さな森」が、世界に広がっています。 都市のなかに、テニスコートくらいの大きさでいいからたくさんの木を植える。横浜国立大学の生態学者だった宮脇昭博士の提唱する「ミヤワキの森 Miyawaki Forest」 …
皇居前広場を雑草の原っぱにしよう。 こんなこといったら怒られますよね。とんでもないって。 でもアメリカでは、首都ワシントンの「モール」という広場を雑草の原っぱに変えようというアイデアが出ています。もちろん自然環境を取り …
PFAS、ピーファス。 ときどきメディアで見るようになったことばです。有機フッ素化合物、永遠の化学物質ともいわれる。ぼくにとっていちばん身近な例は、テフロン加工のフライパンでしょう。焦げつきがないすばらしい調理器具だと …
やった! よかったねー、きみたち。 地球温暖化を止めようと、州政府を訴えたモンタナ州の若者たちが裁判で勝ちました。裁判所が、温暖化に無関心だった州政府を憲法違反と認めたのです。特筆に値する出来事でしょう(Judge R …
オオカミが増えたドイツで、不穏な動きが起きています。気になります。 不穏なのはオオカミではなく、オオカミを駆除しろという人間。違法に射殺したオオカミの首をさらし、憎悪をむき出しにする事例も起きている。彼らにとっては、オ …
ニューヨーク州でオオカミが見つかったそうです。オオカミはカナダや五大湖地方だけでなく、北東部にも進出しはじめている。歓迎と警戒、さまざまな議論がはじまるでしょう(How Mistaken Identity and On …