クルスクの陰影
北朝鮮軍がしだいに本領を発揮しはじめている。 ウクライナとロシアの戦争に投入された北朝鮮軍は、当初は戦闘に不慣れで多大な犠牲を出し、“笑いもの”にされているかのようでした。けれどしだいに戦場に適応しウクライナに圧をかけ […]
北朝鮮軍がしだいに本領を発揮しはじめている。 ウクライナとロシアの戦争に投入された北朝鮮軍は、当初は戦闘に不慣れで多大な犠牲を出し、“笑いもの”にされているかのようでした。けれどしだいに戦場に適応しウクライナに圧をかけ […]
カリフォルニア州の山火事は激甚で、1万2千戸が消失、数十人の死者が出ています。 アメリカのような先進国で、なぜこんな惨事が起きるのか。指摘されるのは消防士や消火用水など消防インフラの不足です。背景には、防災に税金を使う
ワシントン・ポスト紙の購読をやめることにしました。 ぼくはおもにニューヨークタイムズとワシントン・ポストを読んでこのブログを書いてきました。タイムズがメインでポストはサブといった感じでしたが、このうちポスト紙の購読をや
前回に書いた90年代東京の「だめ連」は、はじめからフェリックス・ガタリの思想に感化されていたようです。 だめ連を書いた矢部史郎さんは、自分たちはガタリ主義を掲げたわけではなかったけれど、ガタリ的だったといいます。影響を
こんなところにも幻覚妄想大会があったのか。 思わずニヤリとする一文がありました。『現代思想』2013年6月号、「特集フェリックス・ガタリ」のなかにあった矢部史郎さんの論考、「九〇年代、ガタリを語りを読んだ頃」です。この
ワクチンを接種すると自閉症になるという迷信は、さまざまな陰謀論のメカニズムを考える上でとても参考になります。 アメリカで広がる迷信のベースには、「こんなにたくさんのワクチンを打つと子どもの免疫が壊れてしまう」という、い
ことしのあっと驚くような出来事はなんだろうか? ワシントン・ポストのデビッド・イグネシアス記者がクイズを出しています。半分冗談の遊びですが、安全保障問題の重鎮ジャーナリストがトランプ大統領の登場する世界をどう見ているか
トランプが選挙に勝ったのは大惨劇だった、でもアメリカを逃げ出す必要はない。 コラムニストのケイト・コーエンさんが書いています。 自分はブルー・ステート、民主党が政権を握るニューヨークの住民だから。 なるほど。リベラルは
高齢者のあいだで、ロボットの犬や猫などの「ロボペット」が人気です。 高齢者を対象にロボペットを配布する自治体まで出てきました。大胆なサービスだと感心します(Robotic pets are bringing some
この夏以来、何度か制度的精神療法について書いています。 この療法を実践するフランスのラ・ボルド病院と、北海道浦河町のつながりを考えるからです。ぼくは浦河の精神科を長年取材したけれど、フランスにも浦河とおなじような「療法