近事辺々

タヌキに罪はない

 コロナ禍はタヌキが引き起こしたのではないか。 こんな憶測がウィルス学者のあいだで強まっています。あちこちに「タヌキが原因か?」という記事が出て、横にタヌキの写真。タヌキに罪はないのにイメージダウンです。かわいそうに(W …

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五輪をめぐる政治

 消し忘れたタバコの火みたいにくすぶっている問題があります。 来年のパリ・オリンピックに、ロシア選手の参加を認めるか、認めないか。1年前には認めない立場だったIOC、国際オリンピック委員会は、昨年末から「中立的立場なら参 …

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タコのしあわせ

 スペインの企業がタコの養殖を計画していると、2年前にこのブログで書きました(2021年12月22日)。その計画の中身が明らかになり、反対運動が盛りあがっています。 タコ食べて何が悪いんだといいたくなるけれど、反対論をよ …

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指導者を作る民

 あれはよかった。 あとになって、そう思い返す記事があります。ぼくのなかの“もやもや”に、ことばを与えてくれる記事。世界が一瞬、きれいに切り分けられたかのような。 ウクライナの戦争1年目、ニューヨーク・タイムズのキーウ支 …

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シャギー・ベイン

『シャギー・ベイン』。 ほとんどの人が読んだことはないだろうこの本を、たまたま偶然に読んで、ぼくのなかにいろいろな思いが湧きあがりました。それをひとつにまとめるなら、こうでしょうか。 生きててよかった、こんな本に出会える …

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机上の軍事力

 盆栽アーミー、というんだそうです。 ヨーロッパ各国の軍隊を、アメリカから見たら。 最新の軍備はあるけれど、いざ戦争となっても使えない。第二次大戦以降、ずっと世界のどこかで戦争を戦ってきたアメリカから見れば、いまのヨーロ …

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欧州外交の失敗

 ヨーロッパの対ロシア外交は失敗した。 冷戦後のヨーロッパは、ロシアに対しては緊密な相互依存を深めることで安全保障が実現できると考えてきたが、その路線は根本的な転換を迫られている。安全保障はいまや外交よりもむしろ軍事で考 …

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ネズミに罪はない

 ミッキーマウスは好きでも、現実のネズミが好きな人はあまりいません。 だからネズミは有害鳥獣として駆除される。ネズミだけでなくクマもイノシシもシカも「駆除」、要するに殺してしまう。殺すというとうしろめたいから、駆除。 さ …

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レストランの姿

 いわれてみてはじめて、おかしいと思いました。 レストランの評価項目になぜ「従業員の労働環境」が入らないのか。 巷にあふれるレストランガイドは、料理の味や魅力をことこまかに評価する。でもその料理を作る従業員がどんなふうに …

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町の文庫

 アメリカの「ローンライブラリー」を、1年あまり前にこのブログで紹介しました(2021年12月18日)。自宅の庭先に小さな本箱を設置し、そのなかの本を通りがかる人が誰でも読んだり借りたりできるようにしたミニライブラリーで …

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