精神障害の社会
精神障害と犯罪。 古くて新しい問題がまた起きました。ホームレスの精神障害者が先週、ニューヨークで無差別殺人を起こしたのです。マンハッタンで工事現場や川岸で釣りをしていた男性などをナイフで襲い、計3人を死亡させました(S […]
精神障害と犯罪。 古くて新しい問題がまた起きました。ホームレスの精神障害者が先週、ニューヨークで無差別殺人を起こしたのです。マンハッタンで工事現場や川岸で釣りをしていた男性などをナイフで襲い、計3人を死亡させました(S […]
16歳以下の子どもに、すべてのソーシャルメディアを禁止する。 こんな法律がオーストラリアで審議されています。子どものソーシャルメディア、SNSは、禁止する年齢が13歳以下だったり、親の許可があれば認めるといった部分規制
北海道の浦河ひがし町診療所と、フランスのラ・ボルド病院はどこがおなじで、どこがちがうのか。ぼくはラ・ボルド病院を見ていないから文献などで推測するだけですが、およその想像はつく気がします。強引だけれどまとめればこうなるの
100年前に南フランスではじまった精神医療の革新は、いまもつづいています。 けれど100年たっても主流にはなっていない。 主流でないからだめなのかというと、そうではありません。精神科は主流にならないのが患者、当事者にと
AI、人工知能をカウンセリングに使う人が増えています。 カウンセラーではなく一般人が、自分の精神保健、心の問題についてチャットボットと呼ばれる対話型AIと話をする。当初は若干の問題もあったけれど、AIも進歩しているので
浦河でしてきたことが、新しいことばで語られる。 北海道浦河町で先週開かれた「北海道精神科リハビリテーション研究会」の基調講演を聞いて思いました。 基調講演を行った京都大学の松本卓也さんは、この100年の精神科の歴史を
悲劇はくり返される。 地下鉄の車内で精神障害者が殺害されたり、逆に精神障害者が殺人を犯したりする悲劇が起きている。社会がもう少し精神科に目を向けないかぎり、こうした悲劇はくり返されるだろう。 精神障害の当事者が訴えてい
やせるための薬を、依存症の治療にも使うべきだ。“依存症ジャーナリスト”のマイア・サラヴィッツさんが提唱しています。 やせ薬なんて、いかがわしいものと思っていたぼくは、調べて驚きました。きわめてまっとうな薬で、ほんとに依
アメリカ、メリーランド州の精神科病院で暴力行為や強姦事件が頻発し、病院長が解雇されました。 日本でも最近、神戸市の精神科病院の虐待が報じられています。ひどい精神科病院はどこにでもあると思ったけれど、中身は正反対でしょう
統合失調症の新薬が承認されました。 BMS社(ブリストル・マイヤーズ・スクイブ社)のコベンファイです。 従来の統合失調症薬がいずれも脳の神経伝達物質、ドパミンに作用したのに対し、コベンファイははじめてアセチルコリンとい