死の定義拡大を
臓器移植を進めるために、死の定義を拡大すべきだという主張があります。 心臓が止まり、死亡宣告が行われた患者に特別な処置を施すと、移植のために提供される臓器を保護することができる。こうすればいまよりずっと臓器移植は進むだ […]
臓器移植を進めるために、死の定義を拡大すべきだという主張があります。 心臓が止まり、死亡宣告が行われた患者に特別な処置を施すと、移植のために提供される臓器を保護することができる。こうすればいまよりずっと臓器移植は進むだ […]
痛みは謎です。 体温や血圧のように測定することはできない。痛い「らしい」とわかっても、どれほどかは本人以外にはわかりません。その痛みを脳で把握し、制御する研究が進んでいます。 脳に電極を埋めこみ、電気的刺激で疼痛を緩和
デジタル技術を使っていると、認知症になりにくい。だから高齢者はスマホやパソコンを使っていたほうがいいと、前回書きました。でも認知症になったら、スマホもパソコンも使えないからお手上げじゃないか。 そう思っていたら、そんな
スマホやネットは青少年の精神に有害かもしれないが、年寄りの脳にはいい刺激になっているのではないか。こんな研究が報告されました。パソコンやネットをよく使うぼくには朗報です(How Older People Are Rea
セットポイント、という名前だそうです。 リウマチの治療に使われる微小な電子部品です。これを患者の体内に埋め込み、電気的に神経を刺激するとリウマチの症状がやわらぐ。FDA、米食品医薬品局が承認したというから、従来の薬物療
体外受精はここまで来たかと、進歩に驚きます。 今回はイギリスで、「3人の親」から体外受精で「ひとりの子」ができました。 史上初の「3人親」体外受精は、2人の親の遺伝子DNAと、3人目の親の「ミトコンドリア遺伝子DNA」
こんなことがあるんだ。 老化を止める研究。若返りは望めないけれど、「より健康な老後」はありうる。 中心にあるのは、炎症老化という現象です。炎症老化を止めれば、老化への対策が立てられるという考え方があるようです(A Co
イギリス議会下院が「死ぬ権利」法案を可決しました。 法案は、次に上院で可決されれば成立します。イングランドとウェールズでは、終末期を迎えた患者が、希望すれば自分の死を自分で選べるようになるでしょう。 この法案を提唱した
“とんでも医者”たちが保健行政を仕切っている。こうなったら命を守るために市民が “民間厚生省”を作るしかない。 そんな声が聞かれるほど、アメリカの保健行政は混乱しています。有権者がそうなることを望んだのだから、自業自得な
フランスで医療幇助死の議論が進んでいます。 がんで死期の迫っている人などが、医師の力を借りて自ら死ぬことを合法化する法案です。ヨーロッパではイギリスとフランスで同時並行的に医療幇助死の議論が進んでいます(France’