ニュース忌避
「ああイヤだなあって思うんですよ」 クラウディア・カプランさんは、近ごろのニュースはひどいことばかりで、まるで世界が破滅するようだ、だからだんだん見なくなったといいます。 広告会社に勤めているときは毎日新聞2紙に目を通し […]
「ああイヤだなあって思うんですよ」 クラウディア・カプランさんは、近ごろのニュースはひどいことばかりで、まるで世界が破滅するようだ、だからだんだん見なくなったといいます。 広告会社に勤めているときは毎日新聞2紙に目を通し […]
先月、「ポルトガル・モデルが揺らいでいる」と書きました(7月14日)。 22年前、麻薬対策に「処罰よりも処遇」を掲げ、世界に先駆けて麻薬を合法化したポルトガルで、ふたたび麻薬がまん延しているという話です。 立ち止まって
中国の強権政治は国内にとどまらず、海外にもますます深く、強く及んでいます。そのやり方はいつでもどこでもつねにおなじ、監視と密告、不信と分断。イギリスのウイグル・コミュニティに浸透する中国の闇の力をBBCが報じていました
ニューヨーク州でオオカミが見つかったそうです。オオカミはカナダや五大湖地方だけでなく、北東部にも進出しはじめている。歓迎と警戒、さまざまな議論がはじまるでしょう(How Mistaken Identity and On
日本はもう消えてゆくだけの国じゃないか。 いいことはなにもない。格差は広がるばかり、若者は希望をなくしている。経済で韓国、台湾にも抜かれ、男女平等は世界最悪のレベル、だのに居座りつづけているえらそうなオッサンたち。ああ
ウクライナ軍がロシアへの反撃で、ついに主力部隊を投入したようです。 これから数週間で戦争は大きく変わるでしょう。その帰結によって世界情勢も大きく変わる。歴史の分かれ目です(U.S. Says Main Thrust o
楽しく、さまよう。 ひとことでいえば、そんなことだろうか。 いや、「ひとことで」を拒んだところにあるんじゃないか、この映画は。かんたんな要約だの「真のメッせーじ」を超えている。そうじゃない、生きるって、もっとずっと複雑
これだけしっかりした考証の本でも、こんなことが起きるのか。『本売る日々』(青山文平、文春e-books)、時代小説です。感銘を覚えたけれど、ぼくには疑問が残りました。 時代小説といっても、武将の合戦や捕物帳ではない。江
次の総理大臣は、スガか、アソウか? もしキシダさんが倒れ、次期総理を選ぼうっていうときにこんな選択しかなかったら、誰だっていうでしょう、ふざけるな、いーかげんにしろって。 それが、いまのアメリカのムードであるらしい。
認知症の治療に、ひとつの可能性が開けました。 レカネマブとドナネマブ。2種類の、まぎらわしく、しかも舌を噛みそうな新薬があいついで登場したためです。 いずれも、認知症を「治す」ことはできないけれど「進行を遅らせる」こと