脳のトレーニングを
人間の知的能力が落ちている。AIのせいではないか。 脳科学をめぐる議論は誇張が多いけれど、これはあるだろうなと思います(‘Don’t ask what AI can do for us, ask what it is […]
人間の知的能力が落ちている。AIのせいではないか。 脳科学をめぐる議論は誇張が多いけれど、これはあるだろうなと思います(‘Don’t ask what AI can do for us, ask what it is […]
なるほど、そういうことか。 トランプはなぜプーチンにすり寄るのか、なぜアメリカの保守は親ロシア路線に変身したかがわかりました。 かつて悪の帝国とされたソ連、ロシアは、今日アメリカ極右から見れば伝統文化の聖地で、プーチン
前回、格差が広がっていると書きました。 格差が広がると全体主義も広がるという議論があり、トランプ政治は要するに格差に支えられていると気づきました。全体主義に対抗するには格差を縮めなければならない。それはどうすればいいの
トランプの乱暴は目にあまる。 けれど、関税を武器にアメリカ経済を立て直すことには意味があるという主張があります。ニューヨーク・タイムズの保守系コラムニスト、ロス・ドーサットさんが、保守系シンク・タンクの論客オレン・キャ
ペットラーノ・スル・ジーツィオ村。 イタリアの中南部、アペニン山脈の奥深くにあるこの村は、中世の面影が残るイタリアでもっとも美しい村のひとつといわれます(冒頭の写真。Credit: gianfranco.vitolo,
2年後、世界は変わりはじめる。 こんな予測を、AI、人工知能の専門家がまとめています。 AIは急激に進化し、まもなくAGI(汎用人工知能)になる。そして2027年末までにASI(スーパー人工知能)になり、ASIは自立し
『人はみな妄想する』は、松本卓也さんによるジャック・ラカン読解の切り回しがみごとで、いろいろなことを考えました。最後の方ではラカンとフェリックス・ガタリが対比され、とくに興味を引かれます。 ガタリは早くからラカン精神
『人はみな妄想する』を読んで、考えたことは多岐にわたります。 そのなかで、おそらくいちばん重要なのは次の指摘だと感じました。 「精神分析はあくまでも個人的なものであり、しかも個人それぞれの「狂い」の場所を確保しようとする
精神分析というものを、ぼくはずっと疑っていました。 そんなものでどう精神病に向き合えるのかと。きっと、ドラマや映画の精神分析に毒されていたからでしょう。カウチに横たわる患者が想念をしゃべり、精神科医が病気を解明するファ
2週間ほど前、精神分析の本を1冊、読み終えました。『人はみな妄想する』という、松本卓也さんの著作です。 400ページ以上の学術書だから、読みとおせる自信はなかった。でも書いた松本さんが抜群に頭のいい人なので、しろうとの