辺境からの視線
アール・ブリュットを正面から取りあげた美術展が開かれています。「フランソワ・トスケル:アバンギャルド精神医学とアール・ブリュットの誕生」と題する展示で、ニューヨークのアメリカン・フォーク・アート美術館でことし4月から8 […]
アール・ブリュットを正面から取りあげた美術展が開かれています。「フランソワ・トスケル:アバンギャルド精神医学とアール・ブリュットの誕生」と題する展示で、ニューヨークのアメリカン・フォーク・アート美術館でことし4月から8 […]
アメリカ東部の先進的な町で、先進的なタバコ対策がはじまります。 タバコを禁止するというより、最初から「なかったこと」にする。 どういうことか。 いまいる子どもが、おとなになってもタバコが買えないようにするというのです。
こんなところで、再び出会うとは思いませんでした。 ジャッカ・ドフニ。 ウィルタ語で「大切なものを収める家」という意味です。 最初に出会ったのは津島佑子の、同名のタイトルの小説でした。北の大地に生まれた少女の魂の遍歴を描
アルツハイマー病が、血液検査でかなりわかるようになった。 こんなニュースがあり、医学の進歩はいいことだと思ったら、どうもそんな単純な問題ではないらしい。アルツハイマー病の検査を一般人が気軽にできるようになったら、不安を
アダルト・チルドレンからインナー・チルドレンへ、そしていまエストレンジメント(estrangement)、「縁切り」へ? 子ども時代のトラウマを抱える人が、「回復」するために親との縁を切る。 そんなことを治療の一環とし
アメリカの大統領選挙がおもしろくなってきました。 勝てないバイデン大統領に替わって、勝てる(かもしれない)カマラ・ハリス副大統領が登場したからです。一時的かもしれないけれどハリス旋風が起き、ぼくのような野次馬にも楽しみ
オリンピックがはじまったようです。ようです、というのは、ぼくは興味がないので確かなことはわからない。でもほとんどの人はそのはなばなしい光景に引きつけられるでしょう。 ぼくは、そこに「いなかった」人に注目します。ウクライ
きのう東京や横浜に「浦河的なものがない」と書きました。それは「オープンダイアローグ」に触れたときにも感じたことです。 オープンダイアローグは斬新な、きわめて可能性のある試みです。でもそれが発祥の地、フィンランドを遠く
あたしのグチ、聞いてくれますか? ランチの席で唐突にZさんが尋ねてきました。北海道浦河町の精神科でたくさんの仲間を作った人です。いまは東京で子育て支援の活動などをしているらしい。 いいよ、そのあとでぼくのグチも聞いても
大統領選挙から離脱したバイデンさんを、ぼくはほめたい。 ここまで戦ってきたのに、いまさらやめるなんて残念至極でしょう。でも本人の思いとは裏腹に、選挙民はバイデンさんから離れている。このままでは共和党のトランプ候補に勝て