考える雲

分子革命 3

 ガタリは狂気の前で途方に暮れたけれど、そこから常人のおよばない思考を深めたにちがいない。 そのあたりのいきさつは、一端が『分子革命』のなかの「欲望と日常生活のミクロ政治学」にうかがえます。ガタリはある女性患者の「不安神 […]

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分子革命 2

 なぜガタリを読むのか。 もともとあったのは、精神病とは何かという問いでした。精神病はぼくらに何を問いかけているかという問いでもある。 その中心に、フェリックス・ガタリがいると思うようになったのは、制度的精神療法を知って

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分子革命

 フェリックス・ガタリの『分子革命』を読みました。 きわめて難解で、いつものように読んだというよりながめたといったほうがいい。 付箋を貼りながらひとまず読み通したけれど、何もわからない。それでしばらく放置し、付箋を貼った

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国際極右運動

 なるほど、そういうことか。 トランプはなぜプーチンにすり寄るのか、なぜアメリカの保守は親ロシア路線に変身したかがわかりました。 かつて悪の帝国とされたソ連、ロシアは、今日アメリカ極右から見れば伝統文化の聖地で、プーチン

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