何を不安とするか
アメリカの若者たちは「精神の危機」にひんしていると書きました(5月25日)。自殺願望が、とくに十代の女性で3人に1人まで広がっていることを、小児科学会は「全国的な危機」ともいっている(5月23日)。ソーシャルメディアの …
アメリカの若者たちは「精神の危機」にひんしていると書きました(5月25日)。自殺願望が、とくに十代の女性で3人に1人まで広がっていることを、小児科学会は「全国的な危機」ともいっている(5月23日)。ソーシャルメディアの …
イノシシにはいま、いいイメージがありません。 近年ますます数が増え、農作物を食い荒らすようになった。人を襲うこともある。高齢化と過疎化が進む地方ではまさに害獣です。そのイノシシが、ヨーロッパでは高濃度の放射能を帯びてい …
ニューヨークの病院が、入院患者に出す食事をすべて「植物食」にしたそうです。牛や豚、鳥の肉などがいっさい含まれない食事で、肉だけでなく卵や乳製品も使わない。菜食主義者が食べるのとおなじ食事です。温暖化対策のために(肉類の …
コロナが定着し、ニューノーマルといわれるようになりました。社会や環境に大きな変動が起き、それが定着したときによく使われることばです。 この夏の異常な暑さも、毎年つづけばニューノーマルになる。カナダで起きた山火事でアメリ …
薬物対策には「処罰より治療」を、という「ポルトガル・モデル」について、何度かこのブログに書きました(2021年4月5日、2023年7月14日、8月3日ほか)。 2001年、世界に先駆けて麻薬や覚醒剤などの薬物を合法化し …
日本発祥の「小さな森」が、世界に広がっています。 都市のなかに、テニスコートくらいの大きさでいいからたくさんの木を植える。横浜国立大学の生態学者だった宮脇昭博士の提唱する「ミヤワキの森 Miyawaki Forest」 …
精神科のミーティングは、祈りの場に似ている。 長年、北海道で浦河ひがし町診療所のミーティングを見てきたぼくは、そう思うようになりました。参加者がこころのなかを見つめ、「降りてゆくミーティング」になったとき、それは「祈り …
皇居前広場を雑草の原っぱにしよう。 こんなこといったら怒られますよね。とんでもないって。 でもアメリカでは、首都ワシントンの「モール」という広場を雑草の原っぱに変えようというアイデアが出ています。もちろん自然環境を取り …
テレビを長時間見せると、1歳児の発達が遅れる。 こんな調査結果が出ました。赤ん坊が泣くからテレビやDVDを見せておく、っていうのはやっぱりよくないんですね。子育てをしているお母さんには酷な話かもしれない。でも赤ちゃんに …
ワクチンの注射は、看護師にさせればいい。医者は本来医者がすべき大事な仕事に専念した方がいいんじゃないか。 これまで6回、コロナの注射を受けていつもそう思いました。だいたい看護師の方が注射はうまいし、患者は安心していられ …