生活環境のあらゆるところに入りこんでいる微小プラスチックをどうするか。
なかには「PFAS」など健康に有害とされるものもあるから、微小プラはできるだけ体内に入れたくない。あるいは取りこむ量を減らしたい。
そのためにはどんな対策があるでしょうか(Microplastics Are Everywhere. Here’s How to Avoid Eating Them. August 3, 2026. The New York Times)。
プラスチックは、食品のパックや衣類、靴、台所用品などから微小な破片がはがれ落ちたり水にまじったり、ホコリになったりして人間の身体に入ってきます。
微小プラの健康への影響はまだよくわかっていない。循環器や呼吸器に害があるという研究があるし、もしかしたらがんと関係しているかもしれない。多くの専門家は微小プラの摂取は減らしたほうがいいといっています。

そこで注目されるのは飲み水です。
水道水はだいたい微小プラスチックを含んでいる。これを除去するには水道の蛇口にフィルターをつけるのがいい。ただし高性能なフィルターを使うこと。
ついで食品。
保存容器にはプラスチックを使わないほうがいい。劣化したり傷がついたりで、微小プラがはげ落ちてきます。食品の保存にはできるだけガラスや陶器を使うこと。プラ容器は再使用、再利用もやめたほうがいい。
プラ容器を電子レンジで加熱するのもよくない。「電子レンジ加熱可」と書いてあっても避けるべきです。加熱すれば食品に混入する微小プラは増える。加熱はガラスか陶器で。
食器洗浄機でプラ容器を洗わない。「食洗機可」と表示されていても、熱湯洗浄でプラスチックは環境にこぼれ出てきます。プラスチック食器は手で洗いましょう。
そのほか、プラスチックのまな板をやめて木にするとか、掃除機は高性能のフィルター付きを使うべきだといったアドバイスもあります。

ぼくはため息をつきます。
そこまでの「脱プラ」はとてもできない。
むかしから木のまな板を使っているし、食洗機はないからいいけれど、それ以外はお手上げです。できることといえば、保存容器の一部を陶器かステンレスに替えるくらいでしょう。
でも、脱プラはおとなではなく子どものためにすべきことだと考えると、話はわかりやすい。摂取する微小プラスチックをできるだけ減らす。それは育ちゆく乳幼児のためだと考えれば、できることも見えてくるし多少はやる気にもなります。
脱プラで救われるのは、ぼくらおとなではない。子どもたちです。きっと。
(2026年8月7日)
