完ぺきを求めない
「ダメ、絶対!」路線は、かえって回復をさまたげる。 ジャーナリストのマイア・サラヴィッツさんがいっています。 かつて麻薬依存だったサラヴィッツさんは、依存症は禁止の強要ではなく、他者とのつながりで回復に向かうと主張してき […]
「ダメ、絶対!」路線は、かえって回復をさまたげる。 ジャーナリストのマイア・サラヴィッツさんがいっています。 かつて麻薬依存だったサラヴィッツさんは、依存症は禁止の強要ではなく、他者とのつながりで回復に向かうと主張してき […]
宇野邦一さんの著作には、「分裂症」ということばが使われています。 分裂「病」ではなく、分裂「症」。「症」は「病」より広い概念だから、「分裂症」はいまでいう統合失調症とその周辺の精神疾患を広くふくめてさしているのでしょう
精神病はぼくらに何を問いかけているのか。 去年からこのテーマに引きこまれ、あてのない読書をくり返しています。 宇野邦一さんの『ドゥルーズ 流動の哲学』(増補改訂版)を読み、読みながらつくったメモを読み返して、また少しだ
マンスプレイニングは、説教したがる男たち。 マノスフィアは、強がる男が群れるネット空間。 マン何とかって、いいことがない。こんどは「マンキーピング」が出てきました。鉢植えに水をやるように、女が男を見てやること、とくに「
スマホ依存の子は、自殺や自傷行為の危険が2倍から3倍高くなる。 中毒といえるほどの使い方をすれば子どもの精神は病むと、信頼できる医学誌が伝えています。精神医療が専門のエレン・バリー記者が書きました(Real Risk
しっかりした支援は、しない。できない。 しっかりしていない支援なら、できる。みんなですれば、なんとかなる。 浦河は、以前からそうだったけれど、この傾向がさらに定着しています。 そのひとつが、「浦河の子育てを考える会
この2年間で、統合失調症の新患は2人だけ。 北海道浦河町でこんな話を聞き、時代は変わったと実感しました。統合失調症は、もう精神病の代名詞ではなくなったかのようです。 話してくれたのは北海道浦河町の精神科クリニック、ひ
スマホが若者の精神に危機をもたらしている。 社会心理学者の本が世界的なベストセラーになっています。 16歳になるまでソーシャルメディアを使わせるな、など、過激な主張を唱えているけれど説得力がある。邦訳が待ち望まれます(
緊急通報に、警察官ではなくソーシャルワーカーが対応する。 そんな試みがアメリカ社会ではじまっています。 日本でいえば110番、アメリカでは911番にかかる緊急通報は、もし精神障害者のトラブルなら、警察官よりソーシャルワ
精神病者はどこにでもいるはずだけれど、中国の当事者はどんな境遇にいるのだろう。かねて気になっていたので、めずらしく関連記事があると思って読んだら、精神科病院を濫用する話でした(‘When power can defin