精神科的

精神科の緩和ケア

 緩和ケア、という精神科の新しい動きが広がっています。 もしかするとこれは、精神科に起きている歴史的な地殻変動かもしれない。けれど一方ではこれに対し医療の放棄だという強い批判もある。ニューヨーク・タイムズ・マガジンに載っ

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健常者と犯罪

 きのう、ケンドラ法というニューヨーク州の法律について書きました。 ケンドラ法は精神障害者による犯罪への対策としてできたけれど、期待通りの成果をあげていない。そこで何度か「精神障害者の犯罪」という表現をしました。 でもこ

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ケンドラ法の現在

 どんなにいい法律を作っても、社会が受け入れなければ風化してしまう。 ケンドラ法の現状を知って、そんなことを思いました。 ニューヨークの州法であるケンドラ法は、重度の精神疾患があり一定の条件を満たすものに、裁判所の判断で

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依存症対策の壁

 もう、内輪もめしている場合ではない。 薬物依存についての長文のレポートで、ジェニーン・インターランディ記者が指摘しています。依存症の対策にはいくつもの大きな壁があるけれど、治療法をめぐる対立がそのひとつになっている。こ

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向かうよりズラす

 ぼくがテレビをまったく見ないのは、テレビより現実の人間社会の方がずっとおもしろいと思うようになったからでした。見なくなって気づいたのは、こころが平和になったことです。事件事故、災害戦争など、悲惨なニュースに接していると

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神経多様性・2

 きのうの自閉症議論の補足です。  ぼくは50年前から自閉症について関心を持ってきました。 この間、自閉症をめぐる概念はずいぶん変わったと思います。自閉症者は長らく、奇妙な行動にこだわり、他人とのコミュニケーションをが取

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