カナダのMAID
MAID、医療幇助死について何度か書きました(2022年1月26日、2月1日、12月5日)。 重い病気で終末期にある人が、自発的に最期を迎えられるよう医療が手助けするしくみです。その先進の地カナダが、MAIDの対象に精 […]
MAID、医療幇助死について何度か書きました(2022年1月26日、2月1日、12月5日)。 重い病気で終末期にある人が、自発的に最期を迎えられるよう医療が手助けするしくみです。その先進の地カナダが、MAIDの対象に精 […]
きのう、いいかげんこそが人間の本質と書きました。 ちょっとわかりにくいでしょうから補足します。 いいかげんは、精神科の世界ではとても大事な概念です。もっと正確にいうなら、北海道浦河町の精神科にかかわる人びとにとっては、
ぼくはもう10年以上、断続的に歯医者にかかっています。 歯医者さんには申し訳ないけれど、けっして楽しい経験ではありません。やむにやまれず通いつづけました。でもそのおかげで大事なことを学んだと思っています。 まだ通いは
精神科病院を廃止しようとしてきたアメリカでは、患者が路上にあふれるようになりました。 一方、ひたすら精神障害者を病院に収容してきた日本では、EDPと呼ばれる人びと(emotionally disturbed perso
ホームレスの精神障害者をどうすればいいか。 これは極端な状況を論じているようでいて、ぼくらの社会をどうつくるかの日常に直結するテーマです。障害者や外国籍の人びと、マイノリティ、とくに「問題とされる人」とどうかかわるか、
地域にいる不安定な精神障害者とどうかかわるか、これは複雑な問題です。 ぼくがきのう、この問題は「ぼくらがどう反応するか」だと書いたのは、飛躍してわかりにくかったかもしれません。それは精神障害者のあり方は、ぼくらの反応の
ニューヨーク市が、ホームレスの精神障害者を強制的に入院させようとしています。 この政策を進めるとき、ただちに問題となるのは「誰がそれをするか」だとニューヨーク・タイムズは指摘しています(Nov. 29, 2022, T
町中の不安定な精神障害者とどう向き合えばいいか。 もしも精神障害者が興奮状態で話ができないとか、叫んだりせわしなく動き回ってたとしたら、多くの人が警察を呼ぶでしょう。そして病院や施設に閉じ込める。それで一見問題は解決し
薬物は一度やったらやめられません。人生を破壊します。ダメ、絶対ダメです。 こんなメッセージが、先日横浜で路線バスに乗っていたら放送されていました。まだやってるのかとあきれながら、あらためて「“絶対ダメ”は、ダメ」と思い
大量殺人が起きると、すぐに精神病のせいだという人がいる。 そうじゃない、とコラムニストのブライアン・ブルームさんがいっています。「そうだったのかあー」とつぶやいてしまう刺激的な論点がありました( The Co