CRAFT・2
依存症について、ニューヨーク・タイムズに載ったオピニオンを読みいろいろ考えました(David Sheff. April 12, 2023. The New York Times)。 作家のデビッド・シェフさんが論じて […]
依存症について、ニューヨーク・タイムズに載ったオピニオンを読みいろいろ考えました(David Sheff. April 12, 2023. The New York Times)。 作家のデビッド・シェフさんが論じて […]
依存症から抜け出すためには、ハームリダクションのほかにもうひとつの道があるのかもしれない。 そう思ったのは、「クラフト」というアプローチを知ったからでした。クラフトは英語の略称で、CRAFT(community rei
5月1日、ニューヨークの地下鉄で殺人事件がありました。 車内でひとりの精神障害者が騒ぎだし、周囲にいた乗客が腕力で押さえつけたら死んでしまったという話です。押さえつけた人は警察に事情を聞かれたけれど、無罪放免になりまし
どこにもたどり着かない。 精神障害とつきあうのって、おなじことのくり返し。ひどいことと、もっとひどいことが延々とつづく。ときどきいいことがあっても、救いにはならない。その先にあるものは何だろうか・・・ そんなあれこれを
ベルギー北部の町、ヘールについて書いてきました。 ここでは地域住民が自宅に精神障害者を家族の一員として受け入れ、ともに暮らしているという話です。グループホームよりもさらに進化したというか、実現可能でもっとも理想に近い暮
精神障害者について、神経学の大家であるイギリスのオリバー・サックス博士はこう書いています(April 21, 2023. The New York Times)。「“混乱している”、とか“おかしい”といわれる人びとがど
ベルギーのヘールで、一般家庭が精神障害者を家族として迎え入れていると、きのう書きました。これは先進的な精神医療の「病院から地域へ」「医療から生活へ」という流れに沿った、きわめて注目すべき実践です。 多くの人が実現したい
精神障害者が住民とともに暮らす。 そうなったらどんなに楽しいことか。夢のようですが、この地球上にそれに近い町がありました。ベルギー北部のヘール。ここでは住民が自宅に精神障害者を家族として迎え入れ、ともに暮らす伝統が根づ