復活した港まつり
土曜日、浦河ひがし町診療所デイケアのメンバーは夏祭りに出かけました。「第58回港まつり」です。コロナのせいでここ2年中止だったのが3年ぶりの開催となりました。 デイケアのみんなで出かけた、といいたいところですが、実際に […]
土曜日、浦河ひがし町診療所デイケアのメンバーは夏祭りに出かけました。「第58回港まつり」です。コロナのせいでここ2年中止だったのが3年ぶりの開催となりました。 デイケアのみんなで出かけた、といいたいところですが、実際に […]
石窯で焼いたピザをみんなで食べよう。 こんな声がかかり、グループホーム「すみれⅢ」で土曜日、ピザパーティが開かれました。 もともとは、浦河ひがし町診療所で長年つづいている子育て支援グループ、「あじさい」の夏祭りの拡張版
夏の盛り、ミニトマトがどんどん実っています。 浦河ひがし町診療所・デイケアのグループが、車で40分ほどのえりも町に出かけ、温室農園でミニトマトの収穫作業に当たりました。この夏2度めのトマト作業です。 外気は23度くらい
精神科の緊急事態は「988番」。 自殺したくなったとき、薬物依存がひどくなったとき、ここに電話すればいつでも、どこでも、かならず専門スタッフが対応してくれる。そういう「精神科ホットライン」が、アメリカ全土で7月からはじ
浦河ひがし町診療所では5月、「精神科の歴史を語る座談会」がありました。ベテランの看護師が精神科の今昔を語り、記録に残す試みです。 40年前の精神科は、患者を鉄格子のついた病棟に閉じこめ、無数の規則と罰則で管理する収容所
ぼくらは誰もがみな「わからなさ」を抱えている。 そんなの、当たり前でしょといわれるかもしれません。でもぼくがそれをくどくいうのは、「わかる」より「わからなさ」の方が大事だと思うからです。 わからなさに面したところで、宙
依存症の強迫行動、そのわからなさにぼくらはどう対処すればいいのか。 もちろん共依存なんて概念を持ち出しても役に立たない。アルコール依存症の場合はAA、麻薬の場合はハームリダクションというような対処方法があるけれど、いず
依存症の核心には、強迫的な行動という「わからなさ」があります。 アルコール依存症の人たちは、自分の意志も理性も、常識や社会ルールのすべても超越したところで、どうしようもなく飲んでしまう。精神医学はそれに強迫性ということ
そうかー、そうだったのか。 深い森からの出口が見つかり、一気に視野が広がった気分です。 浦河の精神科がこの40年、苦労してくりひろげてきたあれこれは、やっぱり現代世界の最先端だった。そんな思いがぼくの頭にネオンサインの