神経多様性
当事者って、誰のことだろう。 古くて新しい疑問がまた浮かびあがります。自閉症をめぐって。 いまアメリカで起きている論争は、「重度自閉症 profound autism」ということばに集約されます。重度自閉症は、自閉症者 […]
当事者って、誰のことだろう。 古くて新しい疑問がまた浮かびあがります。自閉症をめぐって。 いまアメリカで起きている論争は、「重度自閉症 profound autism」ということばに集約されます。重度自閉症は、自閉症者 […]
先週書いた薬物「安全センター」について補足します。 安全センターは、麻薬などの薬物をやめさせるところではない。安全な摂取を進めるところです。見方によっては危険な薬物を「勧めて」いるかのようです。なぜそんなことをするのか
禁止するより、安全に摂取させたほうがいい。 最悪の状態に陥っているアメリカの薬物対策について、専門家であるマイア・サラヴィッツさんがこう主張しています(Do Safe Injection Sites Increase
先月アメリカで、精神障害者の犯行とみられる大量射殺事件が起きたと書きました(10月31日)。 その後の捜査と報道で、事件の概要がかなり明らかになっています。 容疑者は数か月前から精神病の悪化を示す兆候がありました。家族
スマホをめぐる論争でいまアメリカで一番の話題は「学校でのスマホ禁止」でしょう。 教室だけでなく、学校内では丸一日、休み時間もスマホを禁止する。そういう高校がフロリダ州オーランドに現れました。昼食時に全生徒がスマホなしで
先週、アメリカのメイン州で18人が犠牲となる大量射殺事件がありました。 容疑者は精神障害者だったかもしれない。アメリカでは銃による大量殺人がしょっちゅう起きるけれど、精神障害者が犯人であることはめずらしい。気になるので
幻聴を作る。 こんな実験をスイスの科学者が進めています。 幻聴は、現実にはない音や、そこにいない人の声が聞こえる現象で、統合失調症患者がよく訴える症状です。きわめて悩ましい現象で、かなりの精神的苦痛や重荷になることもあ
中国で、精神保健対策を求める声が上がっているようです。 ココ・リーさんという有名な歌手の自殺がきっかけで。彼女は数年前からうつ病だったと遺族が明らかにし、あらためて精神保健が社会問題になったようです。リーさんの死を悲し
高齢者は熱中症に弱い。でも統合失調症の人もおなじく熱中症になりやすいと聞き、盲点を突かれた思いでした。いわれてみれば、たしかにそうです。ワシントン・ポストが長文のルポを掲載していました(HEAT’S HIDDEN RI
アメリカの若者たちは「精神の危機」にひんしていると書きました(5月25日)。自殺願望が、とくに十代の女性で3人に1人まで広がっていることを、小児科学会は「全国的な危機」ともいっている(5月23日)。ソーシャルメディアの