AI戦略への疑念
AI、人工知能について、二つの論考がありました。 トーマス・フリードマンさんは、AIはぼくらの生活に大変革をもたらすといいます。一方ゲリー・マーカスさんは、AI競争はから騒ぎだといいます。すれちがう二つの論をどう読めば […]
AI、人工知能について、二つの論考がありました。 トーマス・フリードマンさんは、AIはぼくらの生活に大変革をもたらすといいます。一方ゲリー・マーカスさんは、AI競争はから騒ぎだといいます。すれちがう二つの論をどう読めば […]
かつてディズニーランドのモットーは、「だれでもVIP」だった。人種、宗教や社会的地位に関係なく、みんなが平等に扱われ、アトラクションを見たければだれもが順番に列に並ばなければならなかった。 もやはそうではない。金持ちだ
もう10年以上前から、漠然と思っていることがあります。 この世界を救えるのは小説ではないか。 政治でも関税でも核兵器でもない。小説。絵画や音楽、芝居などもふくめた芸術全般でもいい。そういう表現活動が、それだけが、世界を
岸本聡子さんの名前は、聞いたことがありました。 3年前、東京都の杉並区長になった人です。杉並にいる友人が選挙期間中、ネットで盛んに宣伝していたので、「なんか、よさそうな人だ」と思った記憶があります。 それが今回、「とて
宇野邦一さんの『ドゥルーズ 流動の哲学』について、もう一点、補足します。 前々回、この本から「精神病は本質的に医学の外部にかかわる」という部分を引用しました。「精神の病が発生することは、この社会の集団、家族、関係のあり
「1984年」が再び禁書になっている。 旧ソ連ではなく、アメリカで。正確には、アメリカの保守共和党が支配する州の多くで。 全体主義国家でこの本が禁書になるのはわかる。でもなぜアメリカで禁書になるのか? イギリスの作家、チ
ホロコーストは、ますます影が薄くなっている。 600万人のユダヤ人が殺された人類史の大惨事を忘れてはならない、くり返してはならないというけれど、いまや空疎なお題目になっていないだろうか。 イスラエルが、ガザでしているこ
ラッキン、ついにニューヨーク進出。危うし、スターバックス! ラッキンは中国のコーヒー・チェーン、いわば中国のスタバです。そのラッキンがアメリカでスタバに挑戦している。 ガーディアン記事のユーモラスなトーンに笑いました(
アメリカの民主党は「女性の党」になった。だから去年の大統領選挙にも勝てなかった――コラムニストのトーマス・エドサルさんが書いています。 女性の党は、リベラルということか。女性はもともとリベラルか、じゃあ男は何なのか。あ
アメリカの男たちが、本を読まなくなった。とくに小説を。 マスキュリニティ、男っぽさが小説から消える傾向があるといい、それが原因なのか、結果なのか、そこは判然としないけれど、とにかく男が小説を読まない。 だからトランプみ