教会の抵抗
慈悲の心を持ちなさい。 飛ぶ鳥を落とす勢いのトランプ大統領に、ひとりの牧師が説教しました。 教会で行われた説教だから政治的には何の意味もない。でもトランプ一色のワシントンで、一瞬とはいえそういう声が聞かれたことに、ぼく […]
慈悲の心を持ちなさい。 飛ぶ鳥を落とす勢いのトランプ大統領に、ひとりの牧師が説教しました。 教会で行われた説教だから政治的には何の意味もない。でもトランプ一色のワシントンで、一瞬とはいえそういう声が聞かれたことに、ぼく […]
ついに「トランプ2.0」がはじまりました。 リベラルの諸子は乱暴な時代の到来にため息をつき、この嵐をともに切り抜けようと連帯を呼びかけている。当分は何をいってもむなしい。そのなかでしばしば聞くようになったのは「オリガー
去年は、人類最良の年だった。 こんなことをいうと不謹慎と非難されるかもしれない。ガザでどれほどの市民が死んだか、スーダンで最悪の虐殺が行われ、ウクライナで罪もない無数の人々がロシアの爆撃で命を奪われたか、などを思えば。
1万2千戸が焼失したカリフォルニアの山火事をめぐり、消防体制の見直しや住宅の規制、火災保険の高騰などさまざまな議論が起きています。 そのなかで目を引くのは、消防活動に刑務所から1千人もの服役囚が出動していたことでした。
北朝鮮軍がしだいに本領を発揮しはじめている。 ウクライナとロシアの戦争に投入された北朝鮮軍は、当初は戦闘に不慣れで多大な犠牲を出し、“笑いもの”にされているかのようでした。けれどしだいに戦場に適応しウクライナに圧をかけ
カリフォルニア州の山火事は激甚で、1万2千戸が消失、数十人の死者が出ています。 アメリカのような先進国で、なぜこんな惨事が起きるのか。指摘されるのは消防士や消火用水など消防インフラの不足です。背景には、防災に税金を使う
ワシントン・ポスト紙の購読をやめることにしました。 ぼくはおもにニューヨークタイムズとワシントン・ポストを読んでこのブログを書いてきました。タイムズがメインでポストはサブといった感じでしたが、このうちポスト紙の購読をや
前回に書いた90年代東京の「だめ連」は、はじめからフェリックス・ガタリの思想に感化されていたようです。 だめ連を書いた矢部史郎さんは、自分たちはガタリ主義を掲げたわけではなかったけれど、ガタリ的だったといいます。影響を
こんなところにも幻覚妄想大会があったのか。 思わずニヤリとする一文がありました。『現代思想』2013年6月号、「特集フェリックス・ガタリ」のなかにあった矢部史郎さんの論考、「九〇年代、ガタリを語りを読んだ頃」です。この
ワクチンを接種すると自閉症になるという迷信は、さまざまな陰謀論のメカニズムを考える上でとても参考になります。 アメリカで広がる迷信のベースには、「こんなにたくさんのワクチンを打つと子どもの免疫が壊れてしまう」という、い