閉じていない幸福
私たちの人生は浅はかなものになっている。 幸福とは何かを論じて、哲学者がこういっています。 物質的にはゆたかになったのに、むなしさはなくならない。どうしてか。それは幸福が閉じているからだと(Our Idea of Ha […]
私たちの人生は浅はかなものになっている。 幸福とは何かを論じて、哲学者がこういっています。 物質的にはゆたかになったのに、むなしさはなくならない。どうしてか。それは幸福が閉じているからだと(Our Idea of Ha […]
インドネシアはなぜ日本より「こころゆたか」なのか? 社会学者がこんな研究をしています。暮らしのゆたかさは金やモノでははかれない。ではどうすればはかれるのか。国連の有名な「世界幸福度レポート」では見えないものが浮かびあが
人間の知的能力が落ちている。AIのせいではないか。 脳科学をめぐる議論は誇張が多いけれど、これはあるだろうなと思います(‘Don’t ask what AI can do for us, ask what it is
なるほど、そういうことか。 トランプはなぜプーチンにすり寄るのか、なぜアメリカの保守は親ロシア路線に変身したかがわかりました。 かつて悪の帝国とされたソ連、ロシアは、今日アメリカ極右から見れば伝統文化の聖地で、プーチン
前回、格差が広がっていると書きました。 格差が広がると全体主義も広がるという議論があり、トランプ政治は要するに格差に支えられていると気づきました。全体主義に対抗するには格差を縮めなければならない。それはどうすればいいの
2年後、世界は変わりはじめる。 こんな予測を、AI、人工知能の専門家がまとめています。 AIは急激に進化し、まもなくAGI(汎用人工知能)になる。そして2027年末までにASI(スーパー人工知能)になり、ASIは自立し
読書会というのは世にたくさんあるけれど、食わずぎらいでした。 読んだ本の感想を発表するなんて、苦手というよりは危なそうに思える。そもそも行きたい気が起きなかった。 でも、こんなのもあるんですね。沈黙の読書会。これなら行
デジタル依存症について、精神科医のロング・インタビューがありました。 スマホやパソコンのスクリーンを見つづけるデジタル依存は、重症だと精神科の治療対象になる。麻薬や覚醒剤による依存とおなじように、「デジタル・ドラッグ」
前回に書いた90年代東京の「だめ連」は、はじめからフェリックス・ガタリの思想に感化されていたようです。 だめ連を書いた矢部史郎さんは、自分たちはガタリ主義を掲げたわけではなかったけれど、ガタリ的だったといいます。影響を
こんなところにも幻覚妄想大会があったのか。 思わずニヤリとする一文がありました。『現代思想』2013年6月号、「特集フェリックス・ガタリ」のなかにあった矢部史郎さんの論考、「九〇年代、ガタリを語りを読んだ頃」です。この