フェイクだらけ
ことしのことばは「オーセンティック」(authentic)だそうです。 メリアム・ウェブスター、アメリカ最大の辞書出版社によれば(Authentic: Merriam-Webster’s word of t […]
ことしのことばは「オーセンティック」(authentic)だそうです。 メリアム・ウェブスター、アメリカ最大の辞書出版社によれば(Authentic: Merriam-Webster’s word of t […]
かつてこの世に、こういう青年がいたことを覚えていたい。 ぼく以外にも、誰かひとりでもいい、彼のことを知り語り継いでほしい。そんなふうに思う青年がいます。 寺尾薫治(てらお・のぶじ)さん。 1943年、徴兵され戦争に行く
先住民の声を聞くか、聞かないか。 オーストラリアで今週末、国民投票が行われます。アボリジニといわれる先住民の声を議会に反映させるかどうか。オーストラリア社会はおそらくノーと答える。多くの人にとって敗北かもしれないけれど
言語エリート主義が批判されています。 言語は人間に固有のもので、言語こそが人間と動物を明確に区別する、というのが言語エリート主義。17世紀の哲学者、デカルト以来の信念でした。それが動物や脳についての最近の研究で揺らいで
まずタイトルと表紙に引かれます。 姜信子さんの『語りと祈り』(みすず書房、2023年)。語りと祈りを、結びつけるのか、結び直すのか、引き離すのか。どんな視点があるのだろう。 そして製本。 表紙がぼくに語りかける。おまえ
AIによって人間社会のあり方は根源から変わるるでしょう。 よい方向にも悪い方向にも。 議論は百出しているけれど、ぼくが考えたいのはAIが何をもたらすかではなく、AIによってぼくらは何を失うかです。そんなつまらないことを
AIの登場は「文字の発明以来の大変動」だと、ぼくはこのブログに書きました(2月17日)。でもグーグルのピチャイ社長は、人類が「火」を使うようになって以来の変革だともいっている(6月11日、NYT)。 世紀の大発見なんて
きのう、AI、人工知能には規制が必要だと書きました。 ぼくの頭のなかでこの考えが広がっています。もしかしたらAIは核兵器とおなじかもしれないとも思うようになりました。 AIと核。そのアナロジーを考えるようになったのは、
しゃべれなくなっても、AIがあればしゃべれる。 神経の難病や喉頭がんなどで声が出せなくなった人でも、それ以前に録音した声があれば、AIがそれを使って本人に代わり話す技術があります。AIの新しい有益な活用法です(Pati
AI、AIって騒ぐけど、「頭」だけじゃだめでしょ。「身体」なしの知能なんてありえない。 こういう先鋭な視点が目に止まりました。 ぼくらはAI、人工知能というと超高密度の電子回路とプログラムだと思っている。それに「身体」