見るものがない
この夏以来、何度か制度的精神療法について書いています。 この療法を実践するフランスのラ・ボルド病院と、北海道浦河町のつながりを考えるからです。ぼくは浦河の精神科を長年取材したけれど、フランスにも浦河とおなじような「療法 […]
この夏以来、何度か制度的精神療法について書いています。 この療法を実践するフランスのラ・ボルド病院と、北海道浦河町のつながりを考えるからです。ぼくは浦河の精神科を長年取材したけれど、フランスにも浦河とおなじような「療法 […]
このところ、よくフェリックス・ガタリをながめています。 20世紀後半に生きたフランスの精神分析家、哲学者のガタリです。 写真をながめているのではない、本をながめている。それも本人の著書ではなく、ガタリ哲学の解説書を。解
ぼくの町では、バスがよく録音アナウンスを流しています。「違法な薬物は人生を破壊します。やらない、持たない、もらわない」。警察の広報がくり返され、ぼくらは自動的に薬物はいけないと刷りこまれています。 その平板な視線が、依
精神障害と犯罪。 古くて新しい問題がまた起きました。ホームレスの精神障害者が先週、ニューヨークで無差別殺人を起こしたのです。マンハッタンで工事現場や川岸で釣りをしていた男性などをナイフで襲い、計3人を死亡させました(S
16歳以下の子どもに、すべてのソーシャルメディアを禁止する。 こんな法律がオーストラリアで審議されています。子どものソーシャルメディア、SNSは、禁止する年齢が13歳以下だったり、親の許可があれば認めるといった部分規制
北海道の浦河ひがし町診療所と、フランスのラ・ボルド病院はどこがおなじで、どこがちがうのか。ぼくはラ・ボルド病院を見ていないから文献などで推測するだけですが、およその想像はつく気がします。強引だけれどまとめればこうなるの
100年前に南フランスではじまった精神医療の革新は、いまもつづいています。 けれど100年たっても主流にはなっていない。 主流でないからだめなのかというと、そうではありません。精神科は主流にならないのが患者、当事者にと
AI、人工知能をカウンセリングに使う人が増えています。 カウンセラーではなく一般人が、自分の精神保健、心の問題についてチャットボットと呼ばれる対話型AIと話をする。当初は若干の問題もあったけれど、AIも進歩しているので
浦河でしてきたことが、新しいことばで語られる。 北海道浦河町で先週開かれた「北海道精神科リハビリテーション研究会」の基調講演を聞いて思いました。 基調講演を行った京都大学の松本卓也さんは、この100年の精神科の歴史を
悲劇はくり返される。 地下鉄の車内で精神障害者が殺害されたり、逆に精神障害者が殺人を犯したりする悲劇が起きている。社会がもう少し精神科に目を向けないかぎり、こうした悲劇はくり返されるだろう。 精神障害の当事者が訴えてい