デジタル・リテラシー
十代のメディア依存が急激に増えている。 WHOの研究機関がこのような報告をまとめました。でも、だからソーシャルメディアを禁止しろというのではなく、どう賢く使うか教える「デジタル・リテラシー教育」が必要だといっている。日 […]
十代のメディア依存が急激に増えている。 WHOの研究機関がこのような報告をまとめました。でも、だからソーシャルメディアを禁止しろというのではなく、どう賢く使うか教える「デジタル・リテラシー教育」が必要だといっている。日 […]
性同一性障害が性別不合へ、適応障害が適応反応症へ、などなど。 精神科の病名がまた変わるようです。精神科だけでなく、感染症の分野でもサル痘がエムポックスになるなど、多くの病名が時代の変化に合わせて変わります。性別不合など
日本の精神科病院はきわめて評判が悪い(一部を除いて、ですが)。 患者の人権が無視され、異常な長期入院が多いなど、先進国のなかでは突出して悪評です。 しかしアメリカの精神科病院もかなり問題だと、ニューヨーク・タイムズの調
北海道の浦河からたくさん写真が届きました。 ひがし町診療所の稲刈りです。いつものように、診療所の精神科デイケアのメンバー、スタッフ、地域の人や家族など大勢が参加しました。 形の上では精神科のデイケア活動の一環です。で
依存をめぐる議論が微妙に変化しています。 かつて断定的だった議論が、よりニュアンスを帯びたものになっている。科学的には望ましい方向だけれど、一般社会にはますますわかりにくくなっています(Rethinking Addic
オレゴン州の薬物対策が後退しました。 麻薬などの薬物を合法化していたのが、9月から再び非合法化されたのです。この合法化/非合法化の行ったり来たりを見ていると、依存症や精神科の課題はとにかく手間がかかる、理念だけでは進ま
先週、シカゴで開かれた民主党大会はひさしぶりに楽しいイベントでした。 ミシェル・オバマ元大統領夫人を頂点に、これでもかと出てくることばと熱気のうねり。ネットでも十分堪能できました。 印象に残るのは、ひとりの若者が登場し
精神病の治療は、患者の状態だけみていても進まない。経済や雇用、温暖化や環境など、世界の「大きな状況」も考慮しなければならない。 新しい研究が、このように主張しています。 ようやくそこまで来たかと、ぼくは膝を打ちました。
先週、フランソワ・トスケルについて書きました。 20世紀の南フランスで、前衛的な精神科を実践した精神科医です。鉄格子を廃止し、患者の束縛をなくし、医者と患者を対等な存在とみなしました。 イタリアが1970年代に精神科病
アール・ブリュットを正面から取りあげた美術展が開かれています。「フランソワ・トスケル:アバンギャルド精神医学とアール・ブリュットの誕生」と題する展示で、ニューヨークのアメリカン・フォーク・アート美術館でことし4月から8