精神科的

ヘールの伝統

 精神障害者が住民とともに暮らす。 そうなったらどんなに楽しいことか。夢のようですが、この地球上にそれに近い町がありました。ベルギー北部のヘール。ここでは住民が自宅に精神障害者を家族として迎え入れ、ともに暮らす伝統が根づ […]

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うつには運動を

 うつ病になったら、何か運動するといい。 こんな研究結果が出たそうです。なんだか当たり前に思えるけれど、でもそういう学問的な裏付けがあるなら、うつになった人にいいやすくなる。気分が落ちこんでいるなら少し運動するといいよと

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高校生の精神科

 高校生に、精神科の応急措置を教える。 不安やパニック、うつや自傷行為などにどう対処するか。当然カウンセラーや精神科医が介入すべき分野です。でも、そこまで行く前に、生徒たちが自分たちでできることがある。友だちがパニックを

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精神疾患の公表

 アメリカの上院議員が、うつ病を公表して入院しました。 これを、医者でコラムニストでもあるリアナ・ウェン博士が画期的だといいます。政治家がうつ病を公表するのはめずらしく、うつ病の社会的な理解を進めるだろうと指摘しました(

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陰謀論と妄想

 陰謀論と妄想はどこがちがうのか。 先日、ある会合でこんなことが話題になりました。 世の中には、ありえないことを固く信じている人びとがいる。それは統合失調症に多い妄想とどうちがうのか。  陰謀論で一番信者が多いのは、選挙

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いいかげんの価値

 きのう、いいかげんこそが人間の本質と書きました。 ちょっとわかりにくいでしょうから補足します。 いいかげんは、精神科の世界ではとても大事な概念です。もっと正確にいうなら、北海道浦河町の精神科にかかわる人びとにとっては、

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ウソでもいいから

 ぼくはもう10年以上、断続的に歯医者にかかっています。 歯医者さんには申し訳ないけれど、けっして楽しい経験ではありません。やむにやまれず通いつづけました。でもそのおかげで大事なことを学んだと思っています。  まだ通いは

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