社会的障害

 きのう書いた「あれ」のつづきです。「あれ」というのは、ぼくがかねてから考えている「社会的障害」に近い概念です。 世の中にはどういうわけか「うまく生きていくことができない」人たちがいる。 なんでそんなことができないの、と […]

社会的障害 Read More »

世界文学

 ノーベル文学賞を、とるとすれば彼女だろう。 川上未映子さんの『黄色い家』を読んで思いました。日本の作家ではよく村上春樹さんの名前が上がるけれど、川上さんは村上さんよりずっと今日性、世界性があるのではないか。彼女の作品か

世界文学 Read More »

ペット・キツネ

 キツネをペットとしていた人びとがいたらしい。 こんなニュースをBBCが伝えています。 残念ながら南米の先史時代の話で、しかもそのキツネは絶滅してしまった。でもキツネが家族の一員になっていっしょに暮らすなんて、なんとうら

ペット・キツネ Read More »

不安の文明

 若者の自殺が増えている。 目新しい事態ではありません。日本でもアメリカでも自殺は若い世代で死因の上位を占めています。コロナの影響や戦乱、政治的対立の激化などが背景にあるかもしれない。でも一般的な傾向として、自殺は若者世

不安の文明 Read More »

新神戸の散歩道

 机の上に置いておける刃物。 その実物を見ることができました。神戸市の竹中大工道具館にある、千代鶴是秀の切出小刀です。「矢笛」と銘がありました。明治から昭和にかけ、鑿(のみ)や鉋(かんな)などの大工道具を作っていた鍛冶職

新神戸の散歩道 Read More »

寄付の効用

 国連の難民支援活動に、感銘を受けた。 こんな意見を、コラムニストのマックス・ブートさんが書いています。国連といっても、その下部組織のUNHCR、国連高等難民弁務官事務所のことです。元上智大学教授の緒方貞子さんがトップを

寄付の効用 Read More »

ネコに鎖

 いまはもう首輪といわないんですね。ハーネス。鎖はリード。 ネコにハーネスをつけ、リードにつないで散歩する。これが次の生活スタイルになるかもしれません。 イヌならともかく、ネコに鎖つけてどうするの? アナログ世代はとまど

ネコに鎖 Read More »

遠ざかる中国

 三体のトラブルが起きているらしい。 中国の作家、劉慈欣さんのSF小説『三体』をめぐる騒動です。SFファンが稀代の傑作という『三体』は、世界的なベストセラーになり映画化もされました。その映画に中国の民衆が怒っている。悪意

遠ざかる中国 Read More »

破産状態を前に

 このままでは年金制度は崩壊する。 それは日本もアメリカもおなじでしょう。日本は手をこまねいているだけ。一方アメリカでは年金の支給年齢を遅らせようという、大胆な議論が国会議員のなかから出ています。もちろんすぐ実現できるは

破産状態を前に Read More »