供給過剰ではないか
子どもたちは“過剰な精神保健”にさらされていないか。 イギリスの研究者が警告しています。 学校でなにかちょっとした事件や事故があると、すぐ「子どもたちの心のケアを」といわれる。心のケアって、そんなに即座にかんたんにでき […]
子どもたちは“過剰な精神保健”にさらされていないか。 イギリスの研究者が警告しています。 学校でなにかちょっとした事件や事故があると、すぐ「子どもたちの心のケアを」といわれる。心のケアって、そんなに即座にかんたんにでき […]
野生動物と移民、精神障害者をならべて書くのは危険かもしれません。 移民や精神障害者は動物とおなじかと、強い批判が出るでしょうから。それでぼくはカッコを付けました。「恐ろしい野生動物」、「危険な移民」、「何をするかわから
きのうまで大型のヒグマ、グリズリーとの共存を考えてきました。 その関連で思い出すのは、ドイツのオオカミです。ちょうど5年前のニューヨーク・タイムズに、人間と野生動物のかかわりを考えるうえで刺激的な記事がありました。そこ
マーチン・ルーサー・キング牧師は、精神障害についても並外れた理解があったと知り驚きました。 ノーベル平和賞も受賞したキング師は黒人解放運動の中心であり、社会運動家のイメージが強いけれど、精神障害を理解していたということ
あのカリフォルニアも、保守化が進んでいるのか。 そんな懸念を抱いたのは、3月にあったひとつの住民投票を見てのことです。 ホームレスとその精神保健に、思いきった対策をと提案されたカリフォルニア州の「住民投票1号」が、賛成
ニューヨークでまた地下鉄ホームからの突き落とし殺人が起きました。 容疑者の24歳の男は、精神科に2度入院して治療を受けたことがあり、暴力行為や傷害事件の記録もある。これをどう見るか、考えこみます(Man Charged
精神病はなぜ起きるのか? きわめて重要な問題のようだけれど、調べれば調べるほどわからなくなります。多数の要因が複雑にかかわっているし、わかっている要因は一部にすぎない。だんだん、答えを求めること自体が無意味に思えてくる
横文字ばかり並べて申し訳ありません。でも横文字のなかに気を引かれる議論がたくさんあるので、つい並べてしまいます。 依存症、とくに合成麻薬の対策で、アメリカではハームリダクションという概念がキーになっていることを何度か
先週、ソシオパスについて書きました。 ソシオパスの人びとのありようというより、そういう名前の付け方、呼び方です。人格障害なんていうのより響きがいい。精神科の関係者と話をしていたら、「おしゃれですね」という声もありました
ソシオパスは評判が悪い。 ネットには、彼らは無責任で他人の気持ちが理解できない、快楽のために犯罪を犯すといった描写があふれています。 そのすべてがまちがいではないかもしれない。でもそれはソシオパスの一部であり、その人の