ヒツジに任せる
これはかなり楽しい話です。 庭の芝刈りを、ヒツジにさせる。芝刈り機なんてやめて、芝はヒツジに任せようというわけです。町で、住宅街のあちこちで、ヒツジが草を食べているなんてすてきな光景です。人間もちょっとはしあわせになれ […]
これはかなり楽しい話です。 庭の芝刈りを、ヒツジにさせる。芝刈り機なんてやめて、芝はヒツジに任せようというわけです。町で、住宅街のあちこちで、ヒツジが草を食べているなんてすてきな光景です。人間もちょっとはしあわせになれ […]
認知症の最期について、新しい論者が新しい議論をしています。 元気なときに書いた「意思表明」は、認知症になってからも有効なのか。有効だという見方と、認知症になったら生前の意思表明にとらわれないという見方と、両方が複雑にか
かつてこの世に、こういう青年がいたことを覚えていたい。 ぼく以外にも、誰かひとりでもいい、彼のことを知り語り継いでほしい。そんなふうに思う青年がいます。 寺尾薫治(てらお・のぶじ)さん。 1943年、徴兵され戦争に行く
幻聴を作る。 こんな実験をスイスの科学者が進めています。 幻聴は、現実にはない音や、そこにいない人の声が聞こえる現象で、統合失調症患者がよく訴える症状です。きわめて悩ましい現象で、かなりの精神的苦痛や重荷になることもあ
腐敗した独裁者、貧困と疫病、混乱。 アフリカにはそんなイメージがつきまといます。それは西欧化、近代化に失敗したからだと思いがちですが、そんなふうに見ていたら現実はつかめない。アフリカの混乱(と見えるもの)は、むしろ為政
もうひとつ、「まともな議論」を紹介します。 まともな議論はほとんど注目されない。退屈であたりまえ、読んだからといってどうということもない、どうすることもできないと思ってしまう。 でも、まともな議論には効用もあります。
イスラエルのガザ侵攻で、不穏な空気が漂っています。 過激派ハマスの暴走はひどいけれど、ハマス以外の大多数のパレスチナ人には罪はない。ぼくはそう思うけれど、でもこれはプーチンは悪だが一般のロシア人は別というのとおなじで旗
ニューヨーク・タイムズの情報の流れを見ていて、あれ? と思うことがありました。 ひとつの記事がふっと現れ、すぐに消えている。どうしたんだろうか。 それはAI、人工知能がどんどん広がり、電力消費が増えるという記事でした。
先住民の声を聞くか、聞かないか。 オーストラリアで今週末、国民投票が行われます。アボリジニといわれる先住民の声を議会に反映させるかどうか。オーストラリア社会はおそらくノーと答える。多くの人にとって敗北かもしれないけれど
きのうの話の背景をもう少し書きます。 認知症について、ぼくの理解は最近変わりました。 以前、認知症は5年10年かけてゆっくり進行するものと思っていました。止めることはできなくても、その間にできることはまだあるだろうと思