地上にとどまる
見よ、今日も、かの蒼空に 飛行機の高く飛べるを。 石川啄木の「飛行機」を、いまもよく口ずさみます。 100年前の啄木にとって飛行機は、「給仕づとめの少年」が「肺病やみの母親」とともに見上げる、はるかかなたにありま […]
見よ、今日も、かの蒼空に 飛行機の高く飛べるを。 石川啄木の「飛行機」を、いまもよく口ずさみます。 100年前の啄木にとって飛行機は、「給仕づとめの少年」が「肺病やみの母親」とともに見上げる、はるかかなたにありま […]
降りていくミーティングは、どのようにすれば可能なんだろう。 この数週間、ときどきこんなことを考えています。 ぼくはずっと北海道の浦河で、精神障害にかかわるたくさんのミーティングを見てきました。精神障害者と、彼らとともに
キリスト教の神にはジェンダーがない。 その神を「父」と呼ぶのはおかしい。かといって「母」でもない。じゃあなんと呼べばいいのか。いっそLGBTQにならって、三人称複数( They/Them )にするか。 こんな議論がイギ
先日このブログでBBCの記事を紹介しました(1月25日)。 日本に10年駐在したルパート・ウィングフィールドヘイズ特派員の、「日本は未来だった、いまは過去にとらわれている」(Japan was the future b
全国の駐車場を、太陽光パネルの屋根を覆ってしまおう。 こんな動きがフランスではじまっています。市民運動ではなく、国の政策として。すでにそのための法律もできました。 駐車場発電、おもしろいアイデアです。フランスとおなじよ
来年のオリンピックを、40か国がボイコットするかもしれない。 ポーランドのスポーツ大臣がこんな発言をしています。あまり可能性はなさそうだけれど、発言はIOC、国際オリンピック委員会への強い批判でしょう(Paris Ol
戦争はいけないと誰もがいいます。でも世の中には戦わなければならない戦争があるのではないか。たとえば第二次大戦で日本軍と戦った中国の人びとのように。あるいはイスラエルの暴政に立ち向かうパレスチナの人びとのように。ウクライ
軍事クーデターが起きてから3年目を迎えたミャンマーでは、いまも内戦がつづいています。武装蜂起した反政府勢力はかなりの犠牲を出しているらしい。民主勢力を支援する人びとは各地で抵抗のサインである3本指を立てているけれど、見
「葬儀方法のグリーン度比較」という記事が目に止まりました。 それによると、火葬も土葬も大きく見ればそれほどの差がない。究極の土葬である「人間コンポスト」に注目し、土葬を日本でも実現してほしいと期待しているぼくは、ちょっと
ありふれた現象も、新しい名前がつくと新しく見直されます。 ヤングケアラーがそうでした。親や家族のめんどうを見なければならない子どもたち。名前がついたことで、あらためて存在が注目されています。古い例でいえばセクハラやDV