2023年6月

殺すか駆除か

 鳥を守るために、ネズミを殺す。 1匹2匹ではない、国中のネズミすべてを撲滅するというのです。いやこの際、「殺す」とか「撲滅」といってはいけない、「駆除」ですね。絶滅に瀕した野鳥をネズミから守るためだから。ニュージーラン

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食い足りなさ

 北朝鮮が、相当ひどいことになっている。 派手にミサイルを打ち上げているけれど、国内は荒廃が進み、農村部だけでなく都市部でも、中産階級にすら餓死者が出ていると、BBCが3人の北朝鮮国民の証言をもとに伝えています(Nort

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パリ五輪の汚点

 オリンピックは金もうけのしくみ。スポーツ精神はうわべにすぎない。 パリのオリンピック本部が汚職の疑いで捜索されたと聞き、またその思いを強くしました。冬季オリンピックを開きたいという札幌市は、まだ本気で招致運動を進めてい

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常識を捨てる

 がん治療の風景が変わっている。 しばらく前まで、早期のがんは治せるけれど進行がんは治せないというのが医学の常識でした。それが、気がつけばいまはもう末期のがんでも延命が可能で、日常生活をとりもどせるものがある、そういうが

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揺らぐ動物の境界

 最近、よく思うようになりました。後世、ぼくらは孫やひ孫の世代にどう思われるだろうか。気候危機や増えつづける国の借金をなぜ放置したのか。なぜ声を上げなかったのか。それ対してぼくはどう答えるのだろう。「少数派だったんです」

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鉱業資本との戦い

 環境を守れ、といっても誰も聞こうとはしない。 そんなのは耳タコ。政治はエリを正せ、というのとおなじです。 でも、もし子どもが「ぼくらの未来を奪わないで」と訴えたら、振り向く人はいる。 スウェーデンのグレタ・トゥーンベリ

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