2022年7月

11月以降の台湾に

 台湾海峡の緊張が高まっている、らしい。 アメリカ議会下院の議長、ナンシー・ペロシさんが、台湾訪問を計画しているためです。 これに対し、中国政府が大反対している、もしも行ったらただではすまない、大規模な報復があると脅して […]

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小さなASL

 スマホのおかげで、ろう者の手話はとても小さくなった。 ASL、アメリカ手話の最近の傾向をニューヨーク・タイムズの”専門記者”、アマンダ・モリスさんが伝えています(How a Visual Language Evolve

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本の声

 薄くて小さめ、すらすら読んでしまうけれど、いくつもの断片がしっかりこころの底に降りてくる、そんな本と出会いました。 青木海青子さんの『本が語ること、語らせること』(夕書房)。  大学で図書館司書だった青木さんは、夫とと

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物忘れ対策

 歳とともに記憶力は衰える。 これはしかたがないけれど、あきらめるのは早いという人がいます。神経学者のリチャード・レスタック教授が新著『記憶力完全ガイド 脳の力を伸ばす科学』で、どうすれば記憶力が守れるかを書いています(

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浮遊の精神科・5

 精神科と現代思想についてのまとまりのない議論が、はじめたときよりさらに散らかっています。このへんで一度、これまでの話をまとめましょう。結論ではなく途中経過、ジル・ドゥルーズもいうように、すべては生成段階の途中です。  

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浮遊の精神科・4

 思索の巨人、ミシェル・フーコーは1984年に亡くなりました。 新聞に死亡記事が載ったのをいまでも覚えています。すごい人がいなくなったとは思ったけれど、何がどのくらいすごいのか、ぼくにはわかっていなかった。幾つもの著作を

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浮遊の精神科・2

 浦河の精神科が現代思想とつながっているとぼくが書くのは、浦河のヨイショではありません。デリダやフーコーの名で権威づけするためでもない。だいいち浦河の人たちってそんなにすごくないし、権威なんてものを嫌悪しますから。 じゃ

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浮遊の精神科・1

 秩序と逸脱をめぐって、北海道浦河町の精神科と現代思想のつながりを書いてきました。 書きながら、途方にくれています。こんなテーマで書く力が自分にあるとは思えないのに、どういうわけか書きはじめてしまった。いま書かなければ、

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