2022年9月

超加工食品

 超加工食品(ultra-processed food)という新語が出てきました。 工業的につくられ、大量に販売される食品です。レトルト食品だとかスイーツ、マフィンやスナック、ソフトドリンクなどが例としてあげられます。  […]

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社会の姿を見る

 なぜもうひとり、人を殺さなければならないのか。 死刑に反対の声を上げている23歳の若者がいます。アメリカで頻発する銃乱射事件の被害者遺族のひとりです。妹が殺され、犯人の死刑判決が迫っている。でも自分は死刑に反対です。死

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変わるキューバ

 日本は経済で韓国に追い越されただけでなく、社会制度ではキューバよりも遅れてしまった。 化石のように思えたあの国が25日、国民投票で同性婚を合法化したのです。日本のLGBTQコミュニティは、「いいなあ、キューバ」とため息

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クジラのために

 また現れました。ロブスターを食べるな、という人たち。 資源保護のためかと思ったら、そうではない。ロブスター漁の捕獲かごにつけるロープにクジラがからまるから、クジラ保護のためにロープを使うなというのです。そうやって獲られ

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芝生をやめよう

 芝生はタバコみたいなもの。 かつては粋でおしゃれな風景でもあった、青い、きれいに刈り込んだ芝生。そんなのはいまや時代遅れ、環境に有害で不経済、タバコのようなものだというのですね。 そういう人たちの主張は有力な代案を伴っ

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ゆるさのもとで

 ことばより暮らしといっても、そこでいう暮らしってどういうことだろう。 起きて寝て食事をし、掃除をしたり風呂に入ったりする。精神障害者のなかには、こういう暮らしの基本ができない人がたくさんいます。病気が悪くなるのと、暮ら

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ことばより暮らし

 この夏、小噴火をくり返したメンバーがいました。 むしゃくしゃしたのか、診療所のドアをけとばし壊してしまった。デイケアではふだんはおとなしい、仲間にちゃんとあいさつができるメンバーです。それがなぜか、ときどきカッとなって

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オオタくん

 グループホーム「すみれⅢ」の住人は、いずれも統合失調症です。浦河以外の町にいたら、たぶん精神科病院に入院しているメンバーが多い。 そういう人たちが共同生活をはじめて1年半。どこで空中分解してもおかしくないのに、とにかく

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ことば以外の表現

 治療をやめたら病気も消えてしまった。 診療所のスタッフ・ミーティングでそんな事例が話題になりました。いつも起きることではないけれど、けっこう深い意味のある現象です。  ひとりの精神病患者が、オホーツク海の海辺の町から浦

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田んぼの時間

 17日、ひがし町診療所は稲刈りでした。 薄曇り、ときどき薄日がさす秋の好日。黄色い稲穂がびっしり並ぶ田んぼにたくさんの人が入りました。  診療所デイケアのメンバー、スタッフのほか、町内の福祉施設や子どもグループ、隣町の

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