近事辺々

芸術家にB.I.

 芸術家は芸術に専念しよう。生活費は国がめんどうを見るから。 こんな実験がアイルランドではじまりました。 低所得層の人びとに毎月無条件で一定の現金を支給するベーシック・インカムとかギャランティード・インカムいうしくみは、

芸術家にB.I. Read More »

オーデュボンの闇

 ジョン・J・オーデュボン。 鳥にくわしい人で、この名を知らない人はいないでしょう。19世紀中頃のアメリカの鳥類研究者です。研究者としてより、画家として有名でした。彼の描く鳥は、現実の鳥以上に生き生きとした姿となって見る

オーデュボンの闇 Read More »

世界陸連の矜持

 来年のパリ・オリンピックに、またひとつ暗い影が落ちています。 WA、世界陸連が、ロシアとベラルーシの選手を自分たちのスポーツ・イベントに参加させないと決めました。スポーツ界に強い影響力を持つ世界陸連の決定は、今後IOC

世界陸連の矜持 Read More »

タヌキに罪はない

 コロナ禍はタヌキが引き起こしたのではないか。 こんな憶測がウィルス学者のあいだで強まっています。あちこちに「タヌキが原因か?」という記事が出て、横にタヌキの写真。タヌキに罪はないのにイメージダウンです。かわいそうに(W

タヌキに罪はない Read More »

五輪をめぐる政治

 消し忘れたタバコの火みたいにくすぶっている問題があります。 来年のパリ・オリンピックに、ロシア選手の参加を認めるか、認めないか。1年前には認めない立場だったIOC、国際オリンピック委員会は、昨年末から「中立的立場なら参

五輪をめぐる政治 Read More »

タコのしあわせ

 スペインの企業がタコの養殖を計画していると、2年前にこのブログで書きました(2021年12月22日)。その計画の中身が明らかになり、反対運動が盛りあがっています。 タコ食べて何が悪いんだといいたくなるけれど、反対論をよ

タコのしあわせ Read More »

指導者を作る民

 あれはよかった。 あとになって、そう思い返す記事があります。ぼくのなかの“もやもや”に、ことばを与えてくれる記事。世界が一瞬、きれいに切り分けられたかのような。 ウクライナの戦争1年目、ニューヨーク・タイムズのキーウ支

指導者を作る民 Read More »

シャギー・ベイン

『シャギー・ベイン』。 ほとんどの人が読んだことはないだろうこの本を、たまたま偶然に読んで、ぼくのなかにいろいろな思いが湧きあがりました。それをひとつにまとめるなら、こうでしょうか。 生きててよかった、こんな本に出会える

シャギー・ベイン Read More »