最後は民の力
ロシアがウクライナに侵攻し、第二次大戦以来の大規模な戦争がはじまってちょうど1年になります。この1,2週間、多くの“まとめ記事”を目にしました。 そのなかでぼくにとって印象的だったのはニューヨーク・タイムズの分析だった […]
ロシアがウクライナに侵攻し、第二次大戦以来の大規模な戦争がはじまってちょうど1年になります。この1,2週間、多くの“まとめ記事”を目にしました。 そのなかでぼくにとって印象的だったのはニューヨーク・タイムズの分析だった […]
この1年で、ロシアの独裁体制は劇的に強化された。 こんな分析が目に止まり、衝撃を受けました。 プーチン大統領は戦争を機に反西欧・反民主主義プロパガンダを一気に強め、ロシア社会を作り変えた。戦争の長期化はロシア社会を弱め
戦争はいけないと誰もがいいます。でも世の中には戦わなければならない戦争があるのではないか。たとえば第二次大戦で日本軍と戦った中国の人びとのように。あるいはイスラエルの暴政に立ち向かうパレスチナの人びとのように。ウクライ
ウクライナ支援で、乱れたかに見えた欧米の足並みがそろいました。むしろ結束は強化されたようです。ぼくはこのブログで23日、西側の混乱で「プーチン大統領はほくそ笑んでいるだろう」と書きましたが、こんどは「苦虫を噛みつぶして
アメリカがウクライナの大胆な反攻を支援する構えだと、先週書きました。 一方で、欧米の支援には深刻なヒビが入っています。この足並みの乱れにプーチン大統領はきっとほくそ笑んでいることでしょう。 表面的に見れば、亀裂はウク
ウクライナ戦争の基本構図がまた変わりそうです。 バイデン政権が、ウクライナのクリミア半島攻撃を支援する方向だとニューヨーク・タイムズが報じました。クリミア半島はこれまでロシア軍の“聖域”であり、いまもここからウクライナ
10年後、30年後、人びとはウクライナ戦争をどう見るだろうか。 厳冬期を迎え、戦闘が低下したところで考えます。 たぶんこの1年については、「ウクライナと西欧は油断していた。そのためロシアの侵攻を許したが、力を合わせてあ