投稿者名:道

不可視化の老い

 老いについてのエッセーがいくつか目につきました。 目についたというより、ぼく自身の興味がそこに向いているからでしょう。たとえばR・ローゼンブラットさんという作家は83歳になり、タクシーの乗り降りが重労働になったといいま […]

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言語の連続性

 言語エリート主義が批判されています。 言語は人間に固有のもので、言語こそが人間と動物を明確に区別する、というのが言語エリート主義。17世紀の哲学者、デカルト以来の信念でした。それが動物や脳についての最近の研究で揺らいで

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ゾウは悲しい

 人工の象牙が開発されています。ゾウの密猟を減らすために。 アフリカには1970年代末、130万頭のゾウがいました。その数がいまでは45万頭にまで減り、さらに毎年2万頭ずつ減りつづけている。象牙を目的とした密猟によって。

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星の光

 中国の闇にも、光はある。 光は、中国のもうひとつの歴史をつむぐところで生まれている。 イアン・ジョンソンさんというジャーナリストが、今月アメリカで出版された本で伝えています。ここに登場するのは、中国共産党の「正史」に対

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