AIに対抗して・2
手話を母語とするろう者はぼくらと言語の使い方が異なる、それは手話を「書かない」ことと関係するのではないかと書きました。これは誤解されやすい言い方かもしれません。補足します。 ぼくらは言語というものについて漠然と、文字 […]
手話を母語とするろう者はぼくらと言語の使い方が異なる、それは手話を「書かない」ことと関係するのではないかと書きました。これは誤解されやすい言い方かもしれません。補足します。 ぼくらは言語というものについて漠然と、文字 […]
大学の論文は死んだ(The College Essay Is Dead)。 アメリカの雑誌「アトランティック」12月7日号に、こんなタイトルの記事が載りました。イギリスの大学教授が、チャットGPTというAI、人工知能プ
ネパールに、話者がたった1人の少数言語があります。 ネパール中部のダーン地区にあるクスンダ語です。周辺のどの言語とも類縁関係がなく、バスク語やアイヌ語とおなじ「孤立した言語」らしい。最後に残った1人の女性話者、カマラ・
明日世界が滅びるとも、きょう私はリンゴの木を植える。 マルティン・ルターのことばですが、「世界が滅びる」のはむかしから究極の大異変です。そういう破滅を止めるヒーローが登場する、というのがSFやアクション映画の定番ですが
いままで当たり前だったことが、いつのまにかそうでなくなることがあります。 鳩に餌をやるのは、むかしよく見たけれどいまは事実上禁止です。赤ちゃんは背中におんぶするものと思っていたけど、ほとんど見かけなくなりました。学校の
きのう、いいかげんこそが人間の本質と書きました。 ちょっとわかりにくいでしょうから補足します。 いいかげんは、精神科の世界ではとても大事な概念です。もっと正確にいうなら、北海道浦河町の精神科にかかわる人びとにとっては、
AI、人工知能は高度な情報処理をするけれど、常識がない。 AIのエキスパートの興味深いインタビューがニューヨーク・タイムズ・マガジンに載っていて、なるほどそういうことかとよくわかった気になりました。ほんとの専門家は、し
きのう、どんなダメな人でも、無理してでもいいところを見つけてほめるのがいいと書きました。 これは序章です。本題はキシダさんという人でした。 ぼくの周囲では誰もキシダさんをほめません。ダメだ、無能、無節操と口を極めてけ
ぼくはもう10年以上、断続的に歯医者にかかっています。 歯医者さんには申し訳ないけれど、けっして楽しい経験ではありません。やむにやまれず通いつづけました。でもそのおかげで大事なことを学んだと思っています。 まだ通いは
ウクライナはどうなっているのか。 日本のメディアはもちろん、欧米のメディアも報道がなくなりました。でも戦争は終わっていない。クリスマスの日もロシアの砲撃で市民10人が死亡したといいます。戦場ではさらに多くの犠牲が出てい