近事辺々

非暴力の衰退

 多くの国で、市民革命が成功しなくなった。 独裁や軍政を一般市民が倒すのは、いまではきわめてむずかしいことになったと政治学者がいっています。たしかにロシアでもミャンマーでもイランでも、強権政治に抵抗する市民の動きは押しつ […]

非暴力の衰退 Read More »

社会の姿を見る

 なぜもうひとり、人を殺さなければならないのか。 死刑に反対の声を上げている23歳の若者がいます。アメリカで頻発する銃乱射事件の被害者遺族のひとりです。妹が殺され、犯人の死刑判決が迫っている。でも自分は死刑に反対です。死

社会の姿を見る Read More »

変わるキューバ

 日本は経済で韓国に追い越されただけでなく、社会制度ではキューバよりも遅れてしまった。 化石のように思えたあの国が25日、国民投票で同性婚を合法化したのです。日本のLGBTQコミュニティは、「いいなあ、キューバ」とため息

変わるキューバ Read More »

戦禍と変化

 ウクライナが尊敬に値するのは、強いロシアと戦っているからではありません。 変わることができる国だからです。 自分自身を変える力を持っている。その力でロシアに征服されながらも生きのび、ナチス・ドイツに制圧されながらも復興

戦禍と変化 Read More »

苦難の南部戦線

 善戦ではなく苦戦。でもやめることはできない。 見通しのない苦境にウクライナは陥っている。いつまでこの状況に耐えられるか。真に問われるのは勝ち負けより、ウクライナ人がどこまでウクライナ的でいられるかかもしれない。 そんな

苦難の南部戦線 Read More »

歌の流れのなかに

 ああ、この歌だった。いやこんな歌だったっけ、でもたしかにこれだ。 神野志季三江さんの歌です。 蒼いまま暮れてゆく空いつだって春は止めようもなく来てしまう   神野志季三江(朝日歌壇 2002年3月4日)  毎週日曜日、

歌の流れのなかに Read More »

紙背のウイグル

 国連のウイグル報告書が出ました。 ウイグルで中国が「深刻な人権侵害」を行っていると、国連が認定した報告です。 でもウイグル人から見れば、ウイグルで行われているのは民族虐殺です。人権侵害なんてなまやさしいもんじゃない。国

紙背のウイグル Read More »