CRAFTという道
依存症から抜け出すためには、ハームリダクションのほかにもうひとつの道があるのかもしれない。 そう思ったのは、「クラフト」というアプローチを知ったからでした。クラフトは英語の略称で、CRAFT(community rei […]
依存症から抜け出すためには、ハームリダクションのほかにもうひとつの道があるのかもしれない。 そう思ったのは、「クラフト」というアプローチを知ったからでした。クラフトは英語の略称で、CRAFT(community rei […]
AIが普及したら、多くの失業者が出るだろう。 こんな予測が出ています。いまある仕事の4分の1はいずれAIがするようになる、世界で3億人が失業するだろうと、ことし3月のゴールドマン・サックス社のレポートはいっているそうで
5月1日、ニューヨークの地下鉄で殺人事件がありました。 車内でひとりの精神障害者が騒ぎだし、周囲にいた乗客が腕力で押さえつけたら死んでしまったという話です。押さえつけた人は警察に事情を聞かれたけれど、無罪放免になりまし
どこにもたどり着かない。 精神障害とつきあうのって、おなじことのくり返し。ひどいことと、もっとひどいことが延々とつづく。ときどきいいことがあっても、救いにはならない。その先にあるものは何だろうか・・・ そんなあれこれを
バイリンガルは認知症にならない。 より正確にいうなら、バイリンガルの人はモノリンガルの人にくらべて認知症になりにくいか、あるいは認知症を発症する時期が遅くなる傾向がある。日常会話でいうなら「バイリンガルはボケないらしい
きのう、AI、人工知能には規制が必要だと書きました。 ぼくの頭のなかでこの考えが広がっています。もしかしたらAIは核兵器とおなじかもしれないとも思うようになりました。 AIと核。そのアナロジーを考えるようになったのは、
しゃべれなくなっても、AIがあればしゃべれる。 神経の難病や喉頭がんなどで声が出せなくなった人でも、それ以前に録音した声があれば、AIがそれを使って本人に代わり話す技術があります。AIの新しい有益な活用法です(Pati
医療幇助(ほうじょ)死をめぐって、きわめてむずかしい議論が起きています。 医療幇助死の対象に、精神障害者を含めるべきかどうかです。 医療幇助死、MAID(Medical Assistance in Dying)は、終末
ベルギー北部の町、ヘールについて書いてきました。 ここでは地域住民が自宅に精神障害者を家族の一員として受け入れ、ともに暮らしているという話です。グループホームよりもさらに進化したというか、実現可能でもっとも理想に近い暮
精神障害者について、神経学の大家であるイギリスのオリバー・サックス博士はこう書いています(April 21, 2023. The New York Times)。「“混乱している”、とか“おかしい”といわれる人びとがど