2022年5月

工業化のすきまで

 今週は、えりも町の温室でトマト作業がありました。 アイコというミニトマトの苗を育てる作業です。 浦河ひがし町診療所のデイケアは、去年この温室でアイコの収穫作業にあたりました。ことしは収穫だけでなく、苗の植え付けからトマ […]

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残雪が消えて

 日高山脈の残雪が消えました。 例年よりちょっと早いかもしれません。 今週末の田植えを控え、浦河ひがし町診療所の準備作業が進んでいます。数日前から田んぼに水を入れはじめました。だいぶたまったところで泥をならす作業と、田ん

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世間に与しない

 成果をあげても、なぜそれが成果にならないのだろう? この1週間、浦河ひがし町診療所で何度か考えるようになりました。 診療所のスタッフが手間ひま時間をかけ、精神障害者、というか生活困難者というべき人たちの暮らしを以前より

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歌壇の戦争

 ウクライナは新聞の一面記事にならなくなったけれど、歌壇には関連した歌が増えています。世の中のいろいろな出来事が歌壇に反映されるのは出来事の少しあとですが、その遅れが歌に散文とはちがう落ちつきを与えます。  5月8日の朝

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希望をつなぐもの

 アメリカの主要メディアは、戦場になれた専門記者がウクライナの最前線に入りこんでいます。 12日はニューヨーク・タイムズのA・クレイマー記者が、南部のウクライナ軍の塹壕から戦況を伝えていました。 3月のキーウ周辺とはかな

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米情報の威力

 ウクライナ戦争はもう新聞の一面に載りません。 でもさまざまな変化が起きています。なかでも重要なのは、アメリカの「情報」がこの戦争で決定的な役割をはたしているということでしょう。それが先週来の報道であきらかになりました。

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世論が持つか

 ウクライナ戦争は膠着状態に陥り、戦争は長期化する。 アメリカの国家情報長官が議会でこう証言しました(May 10, 2022, The Washington Post)。 証言したのはCIAや米軍情報部など、アメリカの

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中立でいいのか

 永世中立というスイスの看板が揺らいでいます。 どんな大戦が起きようと、戦争をしている陣営のどちらにも加担せず中立を保つ。それがスイスの国是でした。でもロシアのウクライナ侵略を見て若い世代が立ち上がっています。もう中立な

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来年までを楽しむ

 日曜日、診療所のスタッフやメンバーが数名、川村敏明先生の家に集まりました。 家の近くの沼に「ハスを植えたい」と先生がいい出したからです。  泥沼にハスを植える。 例によって先生の思いつきです。突然の奇抜な作業にかり出さ

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