投稿者名:道

米が同性婚合法化へ

 同性婚を合法化する動きが、アメリカ議会で進んでいます。 26年前、アメリカでは「結婚防衛法」という法律をつくって同性婚を認めませんでした。結婚は男女のあいだでしか成立しない、としたのです。 しかし先週、アメリカ議会下院 […]

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浮遊の精神科・5

 精神科と現代思想についてのまとまりのない議論が、はじめたときよりさらに散らかっています。このへんで一度、これまでの話をまとめましょう。結論ではなく途中経過、ジル・ドゥルーズもいうように、すべては生成段階の途中です。  

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浮遊の精神科・4

 思索の巨人、ミシェル・フーコーは1984年に亡くなりました。 新聞に死亡記事が載ったのをいまでも覚えています。すごい人がいなくなったとは思ったけれど、何がどのくらいすごいのか、ぼくにはわかっていなかった。幾つもの著作を

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浮遊の精神科・2

 浦河の精神科が現代思想とつながっているとぼくが書くのは、浦河のヨイショではありません。デリダやフーコーの名で権威づけするためでもない。だいいち浦河の人たちってそんなにすごくないし、権威なんてものを嫌悪しますから。 じゃ

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浮遊の精神科・1

 秩序と逸脱をめぐって、北海道浦河町の精神科と現代思想のつながりを書いてきました。 書きながら、途方にくれています。こんなテーマで書く力が自分にあるとは思えないのに、どういうわけか書きはじめてしまった。いま書かなければ、

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依存症の迷路・5

『現代思想入門』は20世紀フランス哲学の巨人、ジャック・デリダとジル・ドゥルーズ、ミシェル・フーコーの3人を扱っています。「この三人で現代思想のイメージがつかめる!」という著者の千葉雅也さんは、3人の足跡を “脱構築”と

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依存症の迷路・3

 依存症の強迫行動、そのわからなさにぼくらはどう対処すればいいのか。 もちろん共依存なんて概念を持ち出しても役に立たない。アルコール依存症の場合はAA、麻薬の場合はハームリダクションというような対処方法があるけれど、いず

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依存症の迷路・2

 依存症の核心には、強迫的な行動という「わからなさ」があります。 アルコール依存症の人たちは、自分の意志も理性も、常識や社会ルールのすべても超越したところで、どうしようもなく飲んでしまう。精神医学はそれに強迫性ということ

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